皆さんの身近には何でもないような言葉や言動に敏感に反応してしまうような人はいないでしょうか。すぐに感情的になったり、キレたりする人って意外といるものですよね。
そんなすぐにキレたりする人が職場や家族など身近にいて困っている人も多いのではないでしょうか。男女問わずにすぐにキレるような人とはなるべくなら関わりたくないですよね。
しかし、職場や家族などにすぐにキレるような人がいると関わりたくないけれど関わらなければいけない時もあります。そこ今回はすぐにキレる人の特徴から付き合い方や対処法まで紹介していきます。
すぐにキレる人の特徴とは
ちょっとした言動や普通の人なら怒らない感情的にならないようなことでもすぐに感情的になりキレる人っていますよね。
そんなすぐに感情的になってしまうすぐにキレる人にはどんな特徴があるのでしょうか。すぐにキレる人によく見られる特徴を紹介していきます。
プライドが高い
プライドが非常に高いような特徴もすぐにキレる人によく見られる典型的な特徴と言えるでしょう。プライドが高い人ほど自分のメンツを非常に大切にしています。
その為、些細な事でもからかわれたりすると非常に感情的になってしまうんです。プライドが高すぎる人のなかには普通の人なら冗談だとわかることでも冗談だと受け取れない人も多い傾向があります。
なのでプライドが高すぎると冗談が通じない人も多いです。プライドが高い人ほど自尊心を大切にしているので自尊心を傷つけられるような言動に対して非常に敏感に反応してしまうんです。
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執着心が強い
すぐにキレるような人のなかには物事に対して非常に執着心が強く気持ちの切り替えができない人も多いです。
すぐにキレる人はイライラしやすいのも気持ちの切り替えができずに引きずってしまうからです。嫌な事があるとイライラしてなかなかイライラした感情から抜け出す事ができないのでキレるわけです。
その他にも妬みや憎しみといった感情を他人に対して持ってしまうとその憎しみや妬みを非常に根に持ち続けてしまいます。
ナルシスト気質がある
キレやすい人によく見られるのがナルシスト気質があることです。ナルシストな人は基本的に自分が可愛い自分が大好きといった感情を持っていますよね。自分が1番なので他人を蔑ろにしたりしてしまうんです。
また、ナルシストな人ほど自分を否定されたり他人より劣る事に対して非常に過剰に反応しやすい傾向があります。こういった感情もキレるといった言動に繋がりやすいんです。
神経質
細かい事を非常に気にしてしまうような神経質な性格をしている事もすぐにキレる人によく見られる特徴です。
神経質なので他の人よりも細かい事を気にしてしまい小さな些細な事を大きく捉えてしまいます。
何気ない行動や発言に対して過剰に反応したり敏感に反応してしまうのも神経質な性格が影響していると言えるでしょう。
神経質な人は普通の人なら気にならない、気にしない事まで気にしてしまいます。他の人よりも細かい事を気にしてしまうのでそれだけ他の人よりもイライラしやすい傾向があります。
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気分屋
すぐにキレるような人によく見られるのがその時その時の気分や機嫌に左右されやすい特徴があること。すぐにキレる人は気分屋で気まぐれな性格をしている人も意外と多いです。
気分屋な人は他の人よりもその時の気分や機嫌に左右されやすく不機嫌になったりしやすいんです。急に不機嫌になったり急に感情的になったりと気性が荒く自分の感情を上手くコントロールできません。
気分屋な人はその時の自分の感情に振り回されてしまうのですぐにキレたりしやすいというわけ。
穏やかなだったのに嫌な事がムカつく事があると急に感情的になって怒りだしたり八つ当たりをしたりと…身近にそんな人がいたらキレやすい人と言えるでしょう。
価値観や意見を押し付けてくる
すぐにキレる人に多いのが自分が常に正しいと勘違いしていること。その為、キレやすい人のなかには自分の価値観や意見を押し付けてくる人も多いです。
自分の考えや意見を信じて疑わないので他人の意見や考えに対して耳を傾けたりしないのです。このため、他の人よりも非常に頑固な性格をしています。
自分の意見に対して反論したり意見を聞かなかったりする人に対して非常に感情的になりやすい傾向も。
自分が常に絶対的に正しいと考えているので反論されたり否定されたりすると非常に過剰な反応をしてしまうのです。
熱しやすく冷めやすい
熱しやすく冷めやすいような性格をしている人もすぐにキレやすい傾向があると言えるでしょう。
このようなタイプはそもそも感情の起伏が激しくすぐに怒るすぐにキレたりするけれどすぐに落ち着く傾向があります。
皆さんの身近にすぐに感情的になってしまうけれどすぐに落ち着いてしまうような言動をしている人はいないでしょうか。
このような人は感情の起伏が非常に激しく感情の波が荒いのです。熱しやすく冷めやすい人はこの感情の波が荒いのですぐにキレる傾向があるというわけです。
劣等感を感じている
劣等感やコンプレックスが非常に強い人もすぐにキレる人に意外と多い傾向があります。劣等感やコンプレックスは心の余裕を奪ってしまいます。
他人に対して妬んだり憎しみといった感情はコンプレックスや劣等感を感じていると生まれやすくなります。また、劣等感を感じている人ほど自分が傷つく事を非常に恐れているのです。
その為に自己防衛として他人に対してキレるといった行動をしてしまう人も多い傾向があります。他人の些細な言動に過剰に反応するのも自分が傷つく事が怖いのでしてしまうんです。
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短気で焦りやすい
すぐにキレるような人の多くが短気な性格をしていて焦りやすい傾向があります。短気な性格な人は基本的に自分の思い通りにならないとイライラしてしまいます。
また、何かとバタバタと急いでいている傾向もあります。何事に対しても早く片付けたいといった気持ちがあるとちょっとしたことでもイライラしてしまいます。
すぐにキレる人は自分の計画通りにいかないと焦りやすいのもこのような理由からです。
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上から目線で話すことが多い
すぐにキレる人は普通の人よりも支配欲が強い傾向があるので上から目線な態度や発言をよくしています。
また、他人を自分の思い通りにコントロールしようとするので命令口調だったり上から目線な発言も多くなります。
基本的にキレやすい人は全ての物事を思い通りにしたいといった考えがあるので、このような特徴があるのです。
すぐにキレる人の心理や原因とは!
ここまではすぐにキレる人の特徴を簡単に紹介していきました。そもそも、なぜすぐにキレてしまうのか。すぐにキレる人にはどんな心理が働いてキレてしまうのでしょうか。
身近にすぐにキレる人がいてどう上手く接すればいいのか知りたい人は、まずはキレる人の心理や理由を把握することも必要です。
劣等感があるから
すぐにキレやすいのは内心では劣等感を感じて何かしらコンプレックスを抱えているから。反論されたり否定されたりするとすぐにキレる人によく見られる心理です。
劣等感があるとちょっとした反論や否定的な発言に非常に敏感に反応してしまいます。キレることで自分は強いと周りにアピールしたり自分を傷つけられないようにしています。
劣等感が強い人ほど実は傷つけられることを恐れています。反論されたり否定される=自分のことを見下されていると勘違いしてしまいキレてしまう人も…。
他人をコントロールしたい
人を自分の思い通りにコントロールしたいといった気持ちが強いとキレやすくなるケースも珍しくありません。
キレることにより周りを自分の思い通りにコントロールできた経験があると尚更キレやすくなるでしょう。
怒ったり怒鳴ったりすることにより周りに自分の強さをアピールし怯えさせて周りをコントロールしようとしてしまうのです。
これは支配欲が強く自己中心的な人によく見られる心理です。支配欲が強い人ほどキレることで周りや物事を自分の思い通りにしたいというわけです。
ストレスを発散したい
ストレスを発散したいこともすぐにキレる行動に繋がります。ストレスが溜まっている人ほどそのストレスを発散したくなりますよね。
他人がちょっとした間違いやミスを許せずに怒鳴ったりしてキレる人のなかにはストレスを抱えている人も多いです。
ストレスが溜まっているからこそ些細なことでもすぐにキレてしまうわけです。普通の状態であればイライラしたりムカついたりしなくてもストレスが溜まっていると簡単にイライラしてしまいます。
ストレスを抱えていると無意識にそのストレスを発散したいといった心理からキレる行動をしてしまうのです。
自分が1番でいたいから
自分が常に1番でいないと気が済まない、納得できない気持ちもキレやすくなる原因になります。自分を1番でいたい気持ちがあるとプライドが高くなり自己顕示欲も強くなります。
これが強くなると他人に見下されたり馬鹿にされたりすることを許せなくなります。相手が馬鹿にしたり見下したりしているつもりがなくてもキレる人は勘違いをしてしまいます。
なかには自分よりも下の立場や年齢が下の人に反論されたり意見を言われたりするだけでもキレる人もいますよね。
自分が絶対的に正しいと思い込んでいる
すぐにキレる人によく見られるのが頑固な性格をしていて自分が絶対的に正しいと思い込んでいること。周りから間違いを指摘されたりしても簡単にそれを認めたりはしない傾向があります。
また、ミスや間違いに対してもすぐにそれを認めて謝るようなことはしません。すぐにキレる人は基本的に自己評価が非常に高く自分が常に正しいと思い込んでいます。
なかには自分とは違う意見や考えに対して非常に攻撃的になる人も珍しくありません。自分の考えをなかなか曲げたりすることができないなのです。
すぐにキレてしまう理由や原因
そもそも、何故すぐにキレてしまうのでしょうか。すぐにキレる人と上手く対応する為にもすぐにキレてしまう理由を知る事は大切なこと。
すぐにキレてしまう人は、生まれ持った気質や性格が原因だけではなく他の要因でキレてしまう場合も珍しくありません。
身近にキレやすい人がいてどう対応したらいいのか悩んでいる人はキレてしまう理由や原因を知る事で上手く付き合うヒントが見つかるかもしれません。
今まで指摘されたり注意されてこなかった
今まで、すぐに感情的になることを誰かしらに注意や指摘をされてこないと自分でキレやすいことを自覚することができません。
なので、このような誰かにちゃんと注意や指摘をされてこなかった為にキレやすくなっている人もいます。
指摘や注意をされないとこれをしたら嫌われたりダメなことだと学ぶことができません。多くの人は今まで親や友人や先輩などに注意や怒られたりして様々なことを学んで今後に生かしています。
キレる人のなかにはこのような経験をしてこなかった為にキレやすいことを治さなければいけないと自覚することができずに生きてきた人も多いです。
ストレス発散ができないから
すぐにキレてしまう人のなかにはストレスを溜め込んでいる人も非常に多くストレスからキレやすくなっています。
慢性的なストレスは結果的に怒りや感情的になりやすいことに繋がります。特に上手くストレスを発散できない人はストレスも溜め込んでしまうのでキレやすくなるでしょう。
ストレスが溜まると些細なことでもイライラしたり一時的な感情に振り回されてしまいます。
プライドが高すぎるから
プライドが非常に高いことにより他人を見下してしまいそれが理由でキレてしまう人も多いです。
プライドがあまりにも高すぎると自分の立場や面子に非常に強いこだわりを持つようになります。プライドが高いことにより他人を見下してしまい他人に強い口調や態度をしやすくなるわけです。
キレやすい人は他人を見下している傾向があるのもあまりにもプライドが高すぎるのが影響しています。
すぐにキレる人の付き合い方や対処法は
ここまではすぐにキレるキレやすい人の共通した特徴を簡単に紹介していきました。それではすぐにキレる人とはどう接したらいいのでしょうか。
すぐにキレる人が身近にいて困っている人も意外と多いはす。ここからはすぐにキレる人との付き合い方や対処法を紹介していきます。
発言に気をつけよう
キレやすい人に対しては余計な一言や不用意な発言には気をつけるようにしましょう。キレやすい人って何でキレるかわからないもの。
キレられないようにする為にも話す時は言葉遣いや発言の内容には気を遣うようにしましょう。すぐにキレる人との会話はなるべく余計なことを言わずに淡々と会話をすることをおすすめします。
面倒くさいかもしれませんが、不用意な発言でキレられない為には気を遣う事も大切です。キレやすい人に対しては否定的な言葉や反論したりするよりも肯定的な言葉や態度をするように心がけましょう。
敵意がないことを伝える
キレやすい人に対しては、まずは自分が相手に対して敵意がないことを伝えておくことも上手く付き合っていくには必要です。
その為にはキレやすい人に対して張り合うような言動はしないこと。その他にもキレやすい人に対しては褒めたり受け入れたりするような言動をするようにしましょう。
聞き流す
職場や家族にキレやすい人がいたらどうしてもキレられてしまう可能性は必然的に高くなりますよね。キレられたり怒鳴られたりしたらそれを真に受けずに聞き流すようにしましょう。
わざわざ真に受けてしまうと不必要なストレスを感じてしまいます。キレやすい人からキレられた時は黙って聞き流すようにしましょう。
キレられた時に、こっちも感情的になったり言い返したりするとさらには感情的になってしまう時も多いので気をつけましょう。
不機嫌な時は近づかない
キレやすい人と上手く付き合っていくためにはキレやすい人が不機嫌な時は近づかないことを徹底しましょう。
キレやすい人はさっきまで機嫌が良くてもすぐに不機嫌になりすく気分屋な人が多いです。この人はキレやすい人だと判断したら不機嫌かどうかよく観察してみましょう。
イライラしていたり落ち着きがない時の多くが不機嫌な時なのでそういった時は不用意に近づいたりしないようにしましょう。イライラしていたり落ち着きがない不満ばかり言っているような時な距離を取りましょう。
話しは最後まで聞いてあげる
キレられた時に反論したり言い返したりするのは逆効果になりやすいので控えましょう。キレられた時はまずは黙って相手の話を最後まで聞くようにしましょう。
話しを最後まで聞いているとある程度怒りの感情が収まり落ち着く場合があります。すぐにキレる人のなかには意外と怒りの感情がすぐに落ち着く人も多いです。
時間がある程度経過するとキレる理由も忘れたり穏やかになる人も多いので余計なことを言わずに黙って聞いてあげましょう。
関わらない
すぐにキレる人の1番の対処法はなるべく関わらないようにすること。わざわざキレやすい人と仲良くしても疲れるだけ。
もし、親しい間柄だったり家族でないのであれば関わらないのも1つの対処法と言えるでしょう。キレやすい人と関わると何かと気を遣うので非常に疲れてしまいますよね。
なのでわざわざ関わると疲れてしまうような人とは関わらないようにして物理的に距離を置くようにしましょう。
毅然とした態度で接してみる
仕事などで理不尽にキレられたりした時には毅然とした態度で接してみることも非常におすすめな対処法です。特に接客業をしていたりしてお客さんなどにキレられた時は効果的な対処法です。
キレる人に対しては何でも謝ったりするよりも謝る部分とそうでない部分をしっかりわけて対応しましょう。
何でも譲ってしまうと調子に乗る人も非常に多いのでしっかりと譲れない部分は譲らないようにしましょう。
キレる人のなかにはキレることで相手に対して何かを伝えたり自分の思い通りにできると思い込んでいる人も多いのです。
接客をしてお客さんから理不尽にキレられた時は相手の要求を何でものんだり、相手に期待をもたせるような対応はしてはいけないわけです。
すぐにキレるような人には気をつけよう
些細な事ですぐに感情的になってキレるような人は男女問わずに少なからず存在しています。なるべくならすぐにキレるような人とは関わりたくないものですよね。
しかし、それでも仕事などでどうしても関わらなければいけない時もあります。そんな時は上手く対処していきたいもの。
すぐにキレる人が身近にいて縁を切る事ができない間柄だったり職場で関わらなければいけない時は是非この記事を参考にしてみてくださいね。
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