皆さんの身近には頻繁にマウントを取るような言動をする人はいませんか?また、マウントを取るような人に困っていたりしませんか?
そもそもマウントを取るような人ってどんな特徴があるのでしょうか。意外と身近にマウントを取るような人がいるかもしれません。
マウントを取るような人と関わっているとストレスを感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事ではマウントを取る人の特徴からマウントを取る人の対処法まで書いてみました。マウントを取るような人が身近にいて困っている人は是非参考にしてみてくださいね。
マウントを取るとは
そもそもマウントを取るとはどんなことを言うのでしょうか。マウントを取るとは基本的には自分のほうが相手よりも優位であるということ周りに示すような言動です。
指摘やアドバイスというよりも相手を完全に見下した状態で自分の優秀さをアピールするような行為でもあります。
マウントを取るようなことをして相手が何も言えない反論できないような状況を作ろうとします。そもそもマウントとはマウンティングが由来になっています。
マウンティングとは自分の優位を示すために馬乗りになることを言います。マウントを取るときに多いのが相手よりも上の立場をとり優位性をアピールし威圧的な態度をします。
特に近年ではSNSの普及により他人に対してマウントをとりやすくなったことで多くの人に認知された言葉になりました。
マウントを取る人の特徴
マウントをとるような人っていったいどんな人なのでしょうか。マウントを取るような人には共通した特徴があります。ここからはマウントを取るような人によく見られる特徴を簡単に紹介していきます。
傲慢な性格
マウントをとる人って自分自身は優秀だ、自分は優れているといった考えを持っています。このためマウントをとる人の多くが傲慢な性格をしているんです。
自分自身が優れていると周りに誇示したいアピールしたい気持ちが強いからこそマウントをとるといった行動をしてしまうんです。
また、マウントをとる人ほど他人を認めたりできないのも傲慢な性格が影響していると言えます。マウントをとる人って他人を見下したりするような行動や発言をしてしまうのも自尊心が強く傲慢だからでしょう。
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嫉妬深い
マウントをとる人の多くが他人に対して非常に嫉妬しやすい傾向があります。マウントをとる行為も他人よりも優れているとアピールしたいから。
アピールしたい気持ちは他人に対して少なからず何かしら嫉妬してしまうからこのような気持ちが生まれるんです。
他人が自分よりも優れている、自分よりもできるといったことを基本的にマウントをとる人は認めることができません。
自分よりも優れている人に対して嫉妬心が生まれ自分よりも優れている人に対してマウントをとる人って意外と多いんです。その他にも嫉妬心が強い嫉妬深い人ほど他人と比べてしまいます。
他人と比べて自分よりも優れていると嫉妬心が生まれ常に自分が1番でいたいという気持ちが強くなります。
自分が1番でいないと気がすまないので無意識にマウントをとるような行動や発言をしてしまう人も多いと言えるでしょう。
自慢するのが大好き
些細な事でも何でも自慢したい気持ちが強い人もマウントをとるような人に多い特徴と言えるでしょう。
このようなタイプは社会的地位や収入や学歴など様々なことを自慢し自分がどれだけ優れているのかを他人にアピールしてしまいます。
自慢話しが好きな人は基本的に承認欲求が強い傾向があります。他人から評価されたい褒められたい認めてもらいたい気持ちが強いので自分の自慢話しをしてしまうんです。
マウントをとるような人が自慢話しが好きなのも自慢話しをして自分は相手よりも優れている幸せだとアピールしたいからです。
かまってちゃん気質がある
寂しがり屋でかまってちゃん気質があるのもマウントをとる人に多い特徴と言えるでしょう。マウントをとる人は基本的に心のなかでは誰かに認められたいといった気持ちがあります。
この気持ちは寂しい気持ちやかまってもらいたいといったことを感じている場合も多いです。見栄をはったり自慢話しをするのも周りの関心を引こうとしているから。
結局はマウントをとる人は誰かに認められたい尊敬されたいといった気持ちが常にあるんです。この気持ちになるのは寂しがり屋だったり常に誰かにかまってもらいたい気持ちが影響しているからです。
アドバイスをするのが好き
マウントをとる人によく見られるのが他人に対してアドバイスをするのが非常に好きな傾向があること。マウントをとる人が他人にアドバイスをするのも他人を見下しているからでしょう。
相談もされていないのに何かと口を出してアドバイスしてくるのもアドバイスをしている自分自身に酔っているからです。
普通の人であれば相手に対して思いやりがあるからこそアドバイスをしたり指摘をします。しかし、マウントをとる人の場合は自分自身が優越感を感じたかったり自己満足したいからアドバイスをしているんです。
他人からアドバイスされるのは嫌がる
マウントをとる人は基本的に他人にアドバイスをするのは好きですが他人からのアドバイスに対しては非常に嫌がります。
何故なら他人からアドバイスをされる=自分が不利、下の立場になると考えているから。基本的にマウントをとる人は常に自分が上のポジション、優位な立場でいないと気がすまないんです。
他人からアドバイスをされるとそれはマウントをとる人にとっては屈辱になってしまうんです。
人の気持ちがわからない
マウントをとる人は相手が嫌がるような態度をしたりするのか。それはマウントをとる人の多くが人の気持ちがわからないから。
人の気持ちを考えたり理解しようとすることができない人が意外と多いんです。マウントをとる人は基本的に他人の気持ちよりも自分の気持ちを最優先に考えて行動したりするんです。
自分が相手よりも優位な立場になるためには平気で相手を傷つけたり侮辱したりするような言動をしてしまいます。これも人の気持ちがわからなかったり理解しようとする気持ちがないからです。
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自分に自信がない
自分に対して自信かないような人も意外と他人に対してマウントを取るケースがあります。自分に対して自信がないので不安な気持ちになりやすいです。
その不安な気持ちを解消するために自分よりも下の立場の人間を作ろうとします。自分よりも下のポジションに誰かがいることで安心感を感じる事ができるんです。
他人に対してマウントをとり自分よりも不利な状況や下の立場の状況を作り出そうとするのも内心では自分に自信がないからかもしれません。
自分に自信があれば他人が自分よりも優れていたとしても不安な気持ちな嫉妬したりしませんよね。
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負けず嫌い
どんな事でも他人に負けるのが嫌いな負けず嫌いな人もマウントをとるような行為をしてしまいやすいと言えるでしょう。
他人に対して対抗意識があまりにも高かったりライバル心が強いと無意識にマウントをとるような言動をしてしまう人も多いんです。
負けず嫌いな気持ちは他人や周りが自分よりも優れている事に対してなかなか受け入れる事ができません。
その為になんとか自分が優れているとアピールしたくなりマウントを取ってしまうことも多いと言えるでしょう。
他人に否定的
会話をすると、すぐに否定してしまうことが多いこともマウントを取る人によく見られる特徴です。これは、他人の意見や考えを否定することにより自分を優位に見せようとしたいからです。
基本的にマウントを取る人は他人の考えや意見に対して理解しようとするよりもあら探しをしようとする傾向があります。
相手の意見や考えを理解したり共感したりすることよりも間違い探しをしてしまうのはマウントを取る人によく見られる特徴です。
また、マウントを取る人が他人の発言や考えに対して否定してしまうのは自分が絶対的に正しいと思い込んでいるからです。
参考記事▽▽▽
決めつけたがる
他人に対してマウントを取る人は思考が偏っていて柔軟性がない人が多い傾向があります。このようなタイプは物事をすぐに決めつけてしまいがち。
特にマウントを取る人は他人に対して否定的に決めつけてしまう傾向があります。あなたは〇〇だ…などのような会話のなかでの些細な1言から勝手にレッテルを貼るケースも珍しくありません。
このような行為をしてしまうのは他人を見下していて自分が優れていると考えているのが影響しています。
参考記事▽▽▽
自己中心的な性格
自己中心的な性格をしていることもマウントを取る人の典型的な特徴の1つです。誰だってマウントを取られたら嫌な気持ちになりますよね。
それを平気でしてくるのも自己中心的な性格だからでしょう。自己中心的なので常に自分を最優先にして行動をします。
自分が正しいことをアピールするために他人を悲しませたり傷つけたりすることができるのも自己中だから。
自己中心的な人は基本的に自分さえ良ければそれでいいといった考えをしているので他人の気持ちを考えたりしません。
ブランドやステータスに対してこだわりが強い
マウントを取る人のなかにはブランドやステータスに対して非常にこだわりが強い人も多いです。
ブランド品が好きだったり他人を判断する時に性格などの内面よりも学歴や収入や社会的地位で判断をします。
これは、マウントを取る人にとってブランドやステータスはマウントを取るきっかけになるからでしょう。
他人よりも優れていることをアピールしたい気持ちが強いのでブランドやステータスに非常にこだわりがあるわけです。
マウントを取る人の心理や取る理由は?
マウントを取る人は何故マウントを取ってしまうのでしょうか。マウントを取る人と上手く接する為にも、まずはマウントを取る人の心理を知る必要があります。
マウントを取る理由や心理を知ることによりマウントを取る人の接し方のヒントになるかもしれません。
自己肯定をしたいから
自分自身が他人より劣っている、不幸せだということを認めたくないからマウントをとる人も多いです。自分で自分自身を肯定するために他人にマウントを取ってしまうわけです。
相手に自分はこんなに優れている幸せだと伝えることで自己肯定をするわけです。今の現状や今の自分自身を認めたくないからこそマウントをとり自分自身を必要以上に良く見せようとするのです。
マウントを取る人のなかには自己肯定感が低い人も多く、その低い自己肯定感を満たす為にマウントを取る人もいます。
承認欲求が強いから
誰かに認めてもらいたいといった気持ちがマウントをとる行動に繋がっているケースも非常に多いと言えるでしょう。
誰しも少なからず誰かに認められたいとった気持ちはありますよね。マウントをとる人はその気持ちが普通の人よりも非常に強い傾向があります。
マウントをとることにより周りに自分が優れている自分が上の立場だとアピールすることができるので承認欲求はマウントを取る行動に繋がっていると言えるでしょう。
他人にマウントを取り見下したり相手を侮辱するのもそれだけ自分をアピールしたい気持ちがあるから。
自分が絶対正しいと思っているから
マウントをとる人は基本的に根拠のない絶対的な自信があるので自分が絶対的に正しいと思い込んでいます。この思い込みが原因で相手にマウントをとってしまうのです。
自分が正しいという絶対的な自信により平気で相手にマウントを取ろうとしてきます。なかには間違っていたとしてもそれを周りから指摘されても認めない人も多いです。
他人に負けたくないから
他人に対して負けることが嫌な気持ちもマウントを取る行動に繋がると言えるでしょう。基本的にマウントを取る人は競争意識が強く他人に負けることを非常に嫌がります。
マウントを取るのも他人に負けることを嫌がり何事に対しても周りに勝ちたい気持ちが強いからです。
これはマウントを取る人は自分が負ける=自分が劣っている、自分が下の立場になると考えているのが大きく影響しています。
自分が優れていることアピールしたい
自分自身が優れている優秀なんだということを周りにアピールしたい気持ちもマウントを取る行動に繋がっています。
優れていることを周りにアピールする手段としてマウントをとるのです。このようなタイプは基本的に他人よりも常に優位でいたい気持ちが強い人によく見られる心理です。
また、このような心理は自分が劣っている自分が負けたと思われたくないのでちょっとしたことでもマウントを取ろうとするのです。
マウントを取る人の対処法は?
ここまではマウントを取る人の特徴を簡単に紹介していきました。それでは、そんなマウントを取る人にはどう接したらいいのでしょうか。マウントを取るようなことをされるとイライラしたりストレスを感じてしまいます。
その為になるべくマウントをとられないように上手くマウントを取る人とは対処したいですよね。ここからはマウントを取る人の付き合い方や対処法を紹介していきます。
はっきりと気持ちを伝える
マウントを取る人にははっきりと嫌な気持ちを伝えることも対処法の1つと言えるでしょう。仕事やプライベートである程度信頼関係があるのであればしっかりと自分の気持ちを伝えてみましょう。
マウントを取る人のなかには他人の気持ちを考えずにマウントを取る人も多いので嫌なことを伝えてみましょう。また、マウントを取る行為をしていることを気づいていないケースも非常に多いです。
嫌なことは嫌なだとちゃんと伝えないと相手も気づかないのである程度信頼関係ができている人であればちゃんと伝えてみましょう。
特にある程度信頼関係や人間関係が築いている相手であれは非常に効果的なので試してみてください。
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褒める
マウントを取る人の多くが自分が優位である優れているとアピールしたい人が多いです。そんなマウントをとるような人には適当に褒めることも非常に効果的な対処法です。
いちいちマウントを取られるような事をされたくないのであれば褒めちぎることでマウントを取る言動が少なくなるでしょう。マウントを取る人を褒めれば優越感を感じさせる事ができます。
褒めてあげることで相手に優位、優れている事を認めてますとアできます。その結果、マウントを取るような行為を少なくなり不必要なストレスも感じなくなります。
結局、マウントを取る人は周りに自分が優れているとアピールしたいからマウントを取る行為をしているんです。だからこそ優れていると認めてあげることでマウントをとる必要性がなくなるというわけ。
聞き流す
マウントをとられた時はわざわざ反論したり言い返したりせずに聞き流す事も対処法の1つと言えるでしょう。マウントを取ることが多い人には非常に効果的な対処法です。
マウントをとられた時に反論したり言い返したりする行為は逆効果になりさらに言い争いが過激になるケースも珍しくありません。
どんなに自分が間違っていなくても正論で言い返したりしてもマウントを取る人は自分が間違っている事を認める事ができないんです。そもそもマウントを取る人は自分が優れているところを見せつけたいだけなのです。
プライベートな話しはしない
マウントをとる人にはなるべくプライベートな話しをしないようにすることもおすすめな対処法です。
プライベートな話しをすると不必要にマウントを取られる可能性が高くなるので不必要な話しをしないようにしましょう。
何故ならマウントをとる人にとっては話す内容全てがマウントをとる対象になるから。いちいちマウントを取られてしまうとあなた自身がイライラしてしまうだけ。
あっこの人、何でもマウントをとってくるなぁ〜と思ったら余計な話しはしないようにしましょう。
無視をする
マウントを取られるケースは必ずしも人間関係だけではありません。SNSなどインターネットの世界でもマウントを取られるケースが多いです。
SNSや掲示板などでマウントを取られた時は基本的には無視をする、スルーすることをおすすめします。特に今現在では意外とSNSでマウントを取られてしまうケースが非常に多いです。
SNSや掲示板は不特定多数の人や匿名な人と関わる機会が多くなるのでマウントをとる人と関わる機会も多くなります。
もし、SNSでマウントを取られてしまった時はなるべく無視をするようにしましょう。SNSでの絡みの多くがお互い匿名だったり顔を認識していない人と関わるので過激な発言も多くなります。
その為、マウントを取られてしまうと非常に不愉快な気持ちになります。なのでマウントをとる人とわかったらブロックやミュートをして関わらない無視をすることをおすすめします。
なるべく関わらない
マウントをとる人は基本的に性格的な問題でマウントをとる言動をしてしまっています。その為にこちらから指摘してもなかなか変わらないもの。
人の本質的なものは変らないんです。なのでマウントを取る人とはなるべく関わらないようにしましょう。関わる機会が少なくなればなるほどマウントを取られる可能性も少なくなります。
仕事やプライベートでどうしても関わらなければならない関係であれば必要最低限の付き合いをするようにしましょう。
SNSでのマウンティングは無視
SNSでマウントを取ろうしてきた時には基本的にスルーをするようにしましょう。反応しないようにしてください。
SNSでは、実際に顔を合わせて会話をしているわけではないので不愉快な気持ちになりそうな人にはスルーすることが1番の対処法です。
また、スルーしても何度もマウントを取ってきた場合はブロックやミュートなどを利用して関わらないようにしましょう。
張り合わずに負けてあげる
マウントを取る人から張り合ってきたり比べてマウントをしてくる場合って多いです。このような場合は負けずに張り合ってしまうと逆効果になります。
基本的にマウントを取る人は周りから認められたい評価されたくてマウントを取るケースが多いです。相手が張り合ってきたり競ってきたらムカついて負けじと張り合うようなことはしないこと。
マウントを取る人から張り合ってきたら負けてあげることも面倒くさい状況にならないので効果的な対処法です。
マウントを取る人には気をつけよう
今回はマウントについて、マウントを取る人の特徴から対処法まで紹介していきました。意外と身近にマウントを取る人がいて困っていたり悩んでいる人も多いと思います。
マウントを取られてしまうとイライラしたりストレスを感じてしまいます。マウントを取る人とはなるべく関わらない人間関係を見直すことをおすすめします。
マウントを取られて困っていたり悩んでいる人は是非この記事を参考にして上手く対処するようにしましょう。
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