すぐに怒ったり悲しんだり落ち込んだりと感情の起伏が激しいことに対して悩んでいる人も多いと思います。
感情の起伏が激しいとそれだけ感情の波が上下左右激しくなり自分自身の感情に振り回されてしまいます。
感情に振り回されてしまうと一時的な感情に任せて発言したり行動をしてしまうので後から後悔することも多くなるでしょう。
その他にも感情の起伏が激しいとその感情に周りを振り回してしまうので人間関係がうまくいかなくなる場合も珍しくありません。
そんな自分自身の感情の波が激しいのをどうやったら抑えることができるのでしょうか。感情の起伏が激しいのを治したいと思っている人に向けて。
今回は、感情の起伏が激しい人の特徴から感情の起伏が激しいのを治す秘訣や方法を紹介していきます。
目次
感情の起伏とは
感情の起伏という言葉は感情に任せた行動をとるさまを指す言葉です。理性的でなく感情に任せて感情的になっている状況。
また、感情の起伏囮激しいとは喜怒哀楽が激しい状況とも言えます。喜んでいたと思ったら急に怒りだしたしり悲しんだりと感情の波が激しく感情の波を抑制できない人は感情の起伏が激しい人と言えるでしょう。
喜怒哀楽がその時その時で大きく変化してしまうので周りも扱いにくい存在。人は様々な出来事や状況に応じて感情は変化していきます。この変化こそが感情の起伏です。
その感情が極端に変わりやすく感情を抑制できずにその感情に任せて言動をする人を感情の起伏が激しい人と表現します。
このようなことからも感情の起伏が激しい人とは基本的にマイナスな意味合いで使われやすい言葉です。
感情の起伏が激しい人の特徴とは
感情の波が激しいような感情の起伏が激しい人には、いったいどんな特徴があるのでしょうか。感情の起伏が激しい人は自分自身の感情をコントロールできない人です。
そんな感情の起伏が激しいのを治したいのであれば、まずは自分自身を知る事が大切です。そこで、ここでは感情の起伏が激しい人の特徴を簡単に紹介していきます。
ネガティブ思考
感情の起伏が激しい人は基本的にネガティブな思考をしている人が多い傾向があります。予想外の事が起きると感情の起伏が激しくなるのもネガティブ思考が影響していると言えます。
ネガティブな思考なので物事を悪く捉えてしまいます。悪く捉えてしまうので落ち込んだり悲しんだりしやすくなるわけです。
また、何気ない発言を気にしてしまう人も感情の起伏が激しい人に多いです。これもネガティブな思考をしているから。ネガティブな思考は他人の発言を非常に気にしてしまう人が多いんです。
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自己主張が強すぎる
自己主張が非常に強いのも感情の起伏が激しい人によく見られる典型的な特徴と言えるでしょう。
自己主張が強い人は基本的に自分の気持ちを他人に理解し共感してもらいたいという気持ちが非常に強いです。
この気持ちが感情の波を荒くするだけでなく感情を表に出してアピールしてしまうことに繋がります。
自分の感情を他人に押し付けてそれに共感してもらうことを求めてしまうので感情の起伏か激しくなるわけです。感情の起伏が激しい人って基本的に自分の感情を激しくアピールしています。
神経質で完璧主義
感情の起伏が激しい人は普通の人よりもイライラしやすい人が多いです。これは、神経質で完璧主義なのが影響しています。
完璧主義な人は細かい部分にまで気にしてしまう人が多いです。他人のミスや自分の間違いに気づいたりしやすくなるので、それだけ落ち込みやすくなるわけ。
また、神経質な性格をしていると他人が気にしない事にも気になり過敏に反応してしまいがち。
イライラしたり他人に不満を感じる機会も多くなるので自分自身の感情を上手くコントロールできなくなります。
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謝れない
感情の起伏が激しい人のなかには自分の間違いやミスを認められずに謝れない人も多いです。
これは、感情の起伏が激しい人は自分が正しいと考えているので間違いやミスを受け入れられないから。
自分が間違っていたとしてもその間違いを素直に認められないのです。また、間違いを認めて謝る=負けや下の立場になると考えているので簡単に間違いを認めることはありません。
思い込みが激しい
思い込みが激しいことも感情の起伏が激しい人にはよく見られる特徴です。自分自身のなかで思い込みをしてしまうのでその思い込みにより感情的になってしまいます。
急に怒りだしたりしてしまうのも思い込みが激しいからです。思い込みが激しいとその思い込みにより一時的に感情的になります。
その感情に任せて発言したり行動してしまうので感情の起伏が激しくなるのです。
感情の起伏が激しくなる原因とは
感情の起伏が激しくなってコントロールすることができないのはいったいどんな原因があるのでしょうか。
自分の感情をコントロールできずに感情の起伏が激しいのを治したいと思うのであれば原因を知る事は非常に重要なことです。
感情の起伏が激しいのは必ずしも元からの性格ではく生活環境など様々なことが影響している可能性があります。
ここでは、感情の起伏が激しくなる原因を紹介していきます。自分自身に当てはまっているのがないのか確認してみてくださいね。
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっている時ってイライラしやすくなりますよね。ストレスはメンタルにも大きな影響を与えてしまうもの。
なので、ストレスが原因で感情のコントロールができなくなってしまうケースは非常に多いと言えるでしょう。ストレスが溜まっていると精神的に余裕がなくなっていきます。
その結果、イライラしてしまい感情の起伏が激しくなるというわけです。このようなケースの多くが上手くストレスを解消することができない人によく見られます。
]ストレスを日頃から上手く発散できていないのであれば感情の起伏が激しいのはストレスが原因かもしれません。
イライラしている
仕事がうまくいかない…恋愛がうまくいかない…人間関係がうまくいかない…などによりイライラしてしまうことも原因の1つ。
イライラした感情は感情の波を激しくしてしまうことになると言えます。些細なことで感情の起伏が激しくなるのはイライラした感情があるからかもしれません。
不安や不満を抱え込んでいると心の余裕が気づかないうちに少しずつ少しずつなくなっていきます。その結果、些細なことでも感情が爆発してしまうようになるのです。
疲れが溜まっている
精神的な疲れや肉体的な疲れなどが溜まっている状態になっていることも感情の起伏が激しくなる原因です。
特に精神的な疲れや睡眠不足などはメンタルにも非常に大きな悪影響を与えてしまうもの。感情の起伏が激しくなってしまうケースは肉体的だけの疲れよりも精神的にも疲れているケースが多いです。
心身ともに疲れていると他人の気持ちを考える余裕もなくなってしまうので感情的になりやすくなるのです。
感情の起伏が激しいのを治す方法
ここまでは、感情の起伏が激しい人によく見られる典型的な特徴を紹介していきました。感情の起伏が激しい人は周りからのイメージは非常に悪くなってしまいます。
人間関係がうまくいかないのも感情の起伏が激しいからかもしれません。そんな感情の起伏が激しいのを治すにはどうしたらいいのでしょうか。
自分自身の感情を上手くコントロールできるようになると人間関係も良くなります。そこで、ここからは感情の起伏が激しいのを治す秘訣や方法を紹介していきます。
感情的になりやすいことを悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
ストレスを上手く発散しよう
感情の起伏が激しいのを抑えるためには日頃からなるべくストレスを溜め込まないようにすること。
誰だってストレスを溜め込んでしまうと心の余裕がなくなりイライラしてしまうもの。感情を上手く抑えられないのも、このストレスが原因かもしれません。
ストレスを溜め込むと精神的にも不安定になるので上手くストレスを発散させる必要があるのです。
感情の起伏が激しいのを抑えるにはストレスを溜め込まずに生活をするように心がけましょう。その為にも、自分なりのストレス発散のやり方や気分転換をしてください。
参考記事▽▽▽
健康的な生活をしよう
健康的な生活を心がけることも感情の起伏が激しいのを治すきっかけになるでしょう。不規則な生活などの不健康な生活は結果的に心も不安定になってしまうのです。
不規則な生活をしている人はまずは規則正しい生活をして健康的な生活をしてください。健康的な生活をすることで心にも余裕が生まれ感情のコントロールができるようになります。
特に睡眠時間が短くて日頃から睡眠不足になっている人は気をつけるようにしてください。情緒不安定になると感情の起伏も激しくなりやすいので情緒不安定にならないようにすることも大切なことです。
期待しない
自分自身や周りに必要以上に期待すればするほどイライラしたり自暴自棄になってしまいます。
感情の起伏が激しいのを抑えるには周りや自分自身に過度の期待をしないようにしてみましょう。
期待を必要以上にしなくなるとネガティブな感情や憎しみやイライラといった感情も少なくなります。その結果、感情も穏やかになり感情の起伏が激しいのを治すことに繋がります。
特に他人に対しては期待してしまうと多くの場合がその期待を裏切る結果になります。何故なら他人をコントロールすることは不可能に近いからです。
期待を裏切られると誰だってイライラしたりしてしまいますよね。この感情が感情の起伏を激しくすることに繋がるのです。
参考記事▽▽▽
完璧主義にはならない
完璧主義にならないようにすることも感情の起伏が激しいのを抑えることに繋がります。何故なら完璧主義になると、どうしても自分自身や周りに求めるハードルが高くなってしまうからです。
他人や自分自身に求める品質やハードルが高くなればなるほどネガティブな感情になりやすくなるのです。
自己否定や他人に対する不満は結果的に感情的になりやすくなるので完璧主義を辞めることは非常に効果的な方法と言えるでしょう。
完璧主義にならないようにするには他人や自分自身を許すこと。失敗や間違いは誰だってあるよね…だからその失敗を許す気持ちを持つようにしましょう。
結果を求めすぎない
仕事などにおいて結果を求めることは悪い事ではありません。しかし、結果ばかり意識して求めすぎることは感情的になりやすくなります。
結果を求めすぎることが自己否定や自己嫌悪に繋がる可能性があるわけ。このような自己否定や自己嫌悪はネガティブ思考に陥るきっかけになります。
ネガティブ思考になると感情のコントロールができなくなり感情の起伏も激しくなってしまうのです。
結果を求め結果に執着することで感情的になりやすくなる人は結果ばかりに意識をしないようにしましょう。
深呼吸してみる
感情の起伏が激しいのを抑えるには感情の変化や感情の波を感じたら深呼吸してください。イライラしたりした時に深呼吸してみると意外とイライラが抑える場合があります。
一時的なネガティブな感情に流されないようにするには深呼吸して間を開けてから発言や行動をしましょう。
感情の起伏が激しいのを抑えるには常に冷静にいることを心がける必要があります。一時的な感情に任せて行動したり発言したりしたい為にも深呼吸をすることは効果的な方法です。
瞑想をしてみる
感情の起伏が激しいのを抑えるコツとして瞑想をしてみることも非常に効果的な方法です。瞑想をすることで気持ちや心にゆとりが生まれるので感情を抑えることに繋がります。
その他にも瞑想をすることで気持ちをリラックスすることができます。精神的に非常に良い影響を与えてくれるので感情の起伏が激しい人はぜひ試してほしいです。
ただし、瞑想はたまにしてもあまり効果がありません。毎日定期的にすることで瞑想は効果が表れてくるので、まずは意識して毎日続けてください。
参考記事▽▽▽
感情をコントロールできるようになろう!
感情の波は誰しも持っているもの。それをコントロールできるか抑えることができるかの違いです。
浮き沈みが激しい、感情の波が激しいと気づかないうちにその感情が周りに悪影響を与えてしまいます。
周りの人から避けられたりめんどくさい人だと思われてしまうので感情の起伏が激しいのはなるべく治すようにしましょう。
感情の浮き沈みが激しいのは意識や心がけ次第である程度抑えることができます。
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