![](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/2874026_S-300x169.jpg)
日本経済の実態を書いてみようと思います。
IMFの統計データーを参考にしながら書いてみようかなぁと思っています。
書こうと思う理由は正直な話、日本経済は成長しているのか実感がわかないからです。
皆さんは日本経済の成長を実感していますか?
また、日本は豊かになっていると実感していますか?
私個人的にはあまりというかほとんど感じていないです。なので今回は日本経済は成長しているのかについて書いてみようと思います。
アメリカ、中国、日本のGDP推移
![](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/dollar-exchange-rate-544949_640-min-e1579219124166-353x200.jpg)
日本の経済が成長しているのかGDP米ドルで見てみたいと思います。
今回はGDPトップ3のアメリカと中国と日本の3カ国のGDPの推移を比較してみたいと思う。1995年〜2018年のGDP推移をグラフで表してみた。
![日本、アメリカ、中国のGDPの推移](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/日本アメリカ中国GDP.jpg)
参考資料IMF
アメリカ、中国、日本のGDPの推移をグラフで表してみました。
日本の経済規模が1995年よりも高いのは2011年〜2012年くらい。
しかしこの時期はいろいろあって円高だったのであまり比較しにくいです。
米ドルベースになっているので為替の変動が少なからず影響はあるのですが、それを含めてもこのグラフをみると日本の経済はほとんど成長していないと私個人は考えています。
ぶっちゃけて横ばいになっています。
アメリカや中国は安定した経済成長をしているのに日本経済は米ドルベースでGDPをみるとあまりと言うよりもほとんど成長していないと感じてしまう。
しかし、このGDPグラフは米ドルベースになっている為に為替の影響があるから一概に成長していないとは言えないかもしれないよね。
アメリカ、中国は別格なのは理解できる。
なぜなら面積も人口も日本の倍以上あるからね。しかし、経済だけGDPでみるとアメリカは年1.5~2%程度で名目GDPが増えている。その事実を踏まえると日本は経済成長していないと言えるのではないのか。
先進国と日本のGDP推移を比較。
![](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/9ca2c1b76fbe5bbd570517ee409d6e2f_s-min-1-e1579219496200-344x200.jpg)
先進国(フランス、ドイツ、イギリス)と日本のGDPの推移を比較してみたいと思う。
フランス、ドイツ、イギリスと比較してみたいと考えた理由は上にも書いた通り米ドルベースで為替の影響を受けるのとアメリカと中国だけで比較しても人口や国の面積など圧倒的な差があるからあまり比較してもどうなんだと思うので。
知りたいのはにだけがGDPがほとんど成長していないのかを知りたいと思うから。1995年〜現在までのGDPの推移を調べてみました。
結果は以下の通りになった。
![日本、ドイツ、フランス、イギリスのGDP推移](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/日本ドイツフランスイギリスGDP.jpg)
参考資料IMF
このグラフをみて皆さんはどう感じますか?
少なくとも日本とフランスやイギリスやドイツのGDPの差が縮んでいるのは理解できると思う。
このグラフを見て皆さんはどう感じているのかわからないけれども、私個人的には日本の経済だけ取り残されてしまったと感じています。
他の国は成長している事実がある以上、日本の経済だけがほとんど安定した横ばいに近いGDPになっている。
いつの間にかアメリカや中国との差が広まり、いつの間にかイギリスやドイツ、フランスとの差が縮んでしまっている。
間違いなくドイツやフランスなどの国の差が縮んでいると私個人は考えています。
ドイツ、フランス、イギリスは中国やアメリカよりも日本との人口や面積が差がないから比較しやすいので比較したらこういう結果になっている事実がある。
![](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/statue-of-liberty-267948_640-min-320x180.jpg)
GDPシェア率GDP割合の変化
![](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/2696229_S-300x173.jpg)
世界的な経済のGDPの各国の割合はどうなっていたか知りたくないですか。
また、割合がどう変わっていったのか?
GDPシェア率の変化を円グラフを利用しながら紹介していきます。
GDPシェア、割合の変化は以下の通りに。
![1995年のGDPシェア率、割合の円グラフ](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/1995年GDP割合.jpg)
![2018年のGDPシェア率とGDP割合の円グラフ](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/GDP割合2018.jpg)
参考資料IMF
アメリカ25%→24%
中国2%→16%
日本18%→6%
ドイツ8%→5%
フランス5%→3%
と1995年から比較すると中国以外は全て割合が下がっているのがわかる。
中国の経済がどれだけ世界のGDPシェアが増えたのかよくわかると思う。
割合が1番下がっているのは実は日本なのだ。
半分くらいになってしまっている。
それでもGDP3位だと誇れるのかは微妙だと私個人思います。
果たして今後の日本経済はどうなるのか非常に心配してしまう。
世界経済の割合が低くなるという事は日本の世界経済の影響力が下がっているという事だし、日本という国の世界に及ぼす影響の低下はどう感じてしまうのかは個人個人違うのでわからないけれど、少なくとも私個人は残念でしかない。
近年のニュースなどをみていれば中国、アメリカがどれだけ世界的な影響があるのかはわかると思う。一昔は日本も中国やアメリカのように世界的な影響が高かったわけで、それを考えてみるとやはり残念でしかないです。
![](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/b44699c74dcbf7999fefe51df59d3d09_s-320x180.jpg)
![](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/b2e61d75735652ed7256af7f2345c341_s-min-e1580212422106-320x180.jpg)
最後に
今回はGDPからみた日本経済を他国と比較しながらどんな成長をしてきたのか書いてみましたが、結果は日本経済の世界的な割合をみれば縮小していると言える。
なぜなら世界経済は成長しているので世界各国と比較したら少なくとも日本はあまり成長していないとは言える。
その結果日本は中国やアメリカと比較すると世界的な影響力の低下は間違いないと思います。しかし、今後はしっかりとした経済の成長を期待していきたいと感じています。
![](https://igaemon.com/wp-content/uploads/2020/01/3037142_S-320x180.png)