皆さんの身近には接していて図々しいと感じる人っていませんか?職場や学校などでは、1人くらいは図々しい人っていますよね。
図々しい人は他人の都合や気持ちを考えずに発言したり行動してしまうので接していているとイライラしてしまうものですよね。
そんな図々しい人が身近にいて、対応に困っている、悩んでいる人も多いはず。図々しい人にはどうやって上手く対応したらいいのでしょうか。
人間関係でイライラしたりストレスを感じたりしない為にも図々しい人には上手く対応したいですよね。そこで、この記事では図々しい人の特徴から図々しい人の対処法や接し方を紹介していきます。
目次
図々しいとは
図々しいとは、人に迷惑をかけても平気でいるような人を指す言葉。または、恥を気にしないことや周りの人を気にしない様子を指す言葉です。
このようなことからも図々しい人という言葉は基本的にマイナスな意味合いで使用する言葉と言えるでしょう。
他人に迷惑をかけても気にしない態度や行動を表した言葉なので図々しい人に対するイメージは非常に悪いです。
図々しい人の特徴は
そもそも図々しい人と周りから思われてしまう人にはどんな特徴があるのでしょうか。
図々しい人によく見られる特徴をここでは簡単に紹介していきます。自分自身も図々しい人の特徴に当てはまっていないか確認してみましょう。
並んでる列に割り込みをしてくる
図々しい人は自分のことしか考えていないので社会のルールを平気で破ってしまう人も多いです。特によく見られるのか並んでいる列に割り込んでくきたりすること。
図々しい人にとって待つ事は非常に面倒くさく嫌な気持ちになります。周りが真面目に列に並んでいても自分の都合を最優先にするので後ろに並ばずに割り込んでしまいます。
周りの人が待っているのを無視して割り込んでこれるのは他人の気持ちを考えずに行動しているからです。
自己中心的な性格
図々しい人は基本的に自己中心的な性格をしています。図々しい行動ができるのも、この性格が影響しているのです。
普通の人なら周りの人のことを考えたり周りの人の気持ちを考えるので図々しいと思われるような行動はしません。
しかし、図々しい人の場合はそもそも他人の気持ちを考えないので平気で図々しい行動ができます。
自己中心的な性格なので他人よりも常に自分を最優先にします。自分を最優先にしているので図々しい行動や発言をしてしまうのです。
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人を利用しようとする
他人を利用しようとすることも図々しい人にはよく見られる特徴の1つと言えるでしょう。図々しい人は損得勘定で物事を考えたり判断したりしてしまいます。
図々しい人は自分の利益や得を最優先に考えているので時には他人を上手く利用しようとしてきます。
自分の利益の為なら他人が不幸になったり迷惑をかけても気にしません。特によく見られるのがお金が関わるとがめつさが見られたり他人を利用しようとしてくるでしょう。
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ドケチ
図々しい人は損得勘定で物事を全て判断しているので自分が損をすることを非常に嫌がります。
なので図々しい人のなかにはドケチで自分はなるべくお金を出したくないと思っている人も多いです。なかには、何とかして奢られようとしてしまう人も珍しくありません。
自分はなるべくお金を出さずに周りの人にお金を出してもらうとするので周りの人からのイメージも悪くなってしまいます。
図々しい人は他人なら奢られることが大好きな一方で自分は奢ったりはしません。お金に対しては非常に細かくドケチなのは図々しい人の典型的な特徴と言えるでしょう。
無責任
無責任に他人に責任をなすりつけけるような責任転嫁をすることが多いことも図々しい人によく見られる特徴です。
図々しい人は自分の立場が悪くなりそうになると責任をなすりつけて逃げようとしてしまうのです。
これは、図々しい人は自己保身が非常に強く責任を取ることが嫌な気持ちが強いのが影響しています。時には責任転嫁だけでなく言い訳をして自分を正当化してしまう場合もよく見られるケースです。
頑固
周りの人のアドバイスや意見に耳を傾けることができないような頑固な性格をしているのも図々しい人によく見られる特徴です。
自分の意見や考えを柔軟に変えたりすることができないので周りの人からめんどくさい人だと思われてしまうでしょう。
図々しい人は他人の意見や考えに合わせることができないので一緒にいるとストレスを感じやすいです。
人と意見や考えが合わなかった場合は自分は絶対に引かないで我を押し通してしまいます。図々しい言動を平気ですることができるのも頑固な性格をしているからです。
何故なら頑固な性格な人は自分の考えや意見が絶対的に正しいと考えているから。図々しい言動を繰り返すのも自分は間違ってないと思っているからでしょう。
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図々しい人の心理やなる原因は?
他人に平気で迷惑をかけたり他人を利用したりと自分勝手な言動を繰り返す図々しい人にはどんな心理が潜んでいるのか。
皆さんの身近に図々しい人がいて対応に困っている人は上手く対応するためにも図々しい人の心理を知っておく必要があります。
どんな心理で図々しい言動をしているのか把握しておくと図々しい人の対応のヒントになります。ここでは図々しい人の心理や図々しい人になる原因を紹介していきます。
自分さえ良けれそれでいいと考えている
図々しい人は基本的に自己中心的な性格をしているので自分さえ良ければそれでいいと考えています。図々しい言動を繰り返すのもこのような心理があるからこそしてしまうのです。
普通の人ならある程度は他人の迷惑を考えて行動したり発言をするものですよね。しかし、図々しい人の場合は自分の気持ちだけを考て発言をしたり行動してしまいます。
周りの人の気持ちや迷惑を考えずに自分の欲求を満たすことを最優先にしているので平気で図々しい言動をするのです。
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他人からどう思われても気にしない
図々しい人は他人からどう思われたりどんな評価をされているのか全く気にしていません。他人に関心がないので図々しい言動を繰り返すというわけです。
図々しい人が周りに迷惑をかけても謝ったり悪びれたりするようなことをしないのもこの心理が影響しています。
他人からどう思われても気にしないので他人がどんなに迷惑を感じていても平気なわけです。
人から嫌われたりしないか気にする人はある程度他人の気持ちを考えて行動をしますよね。図々しい態度や言動ができるのも、このような気持ちがないからです。
参考記事▽▽▽
甘やかされて育ってきた
家庭環境をその人の人格や性格に大きな影響を与えてしまうものです。特に幼少期の家庭環境や周りの大人から与えられる影響は非常に大きいです。
図々しい言動や態度を平気でしてしまうのはその人の幼少期の家庭環境や周りの大人が原因とも言えます。
例えば、両親や周りの大人から甘やかされて育つと我慢したりする経験が少なくなるのでワガママな性格になりやすいです。
その他にも、周りに迷惑をかけた時に怒られたり叱られた経験がない場合も図々しい性格になる可能性が高くなります。
このように幼少期の家庭環境などが原因で図々しい性格になってしまう場合も珍しくありません。
承認欲求が強い
図々しい人は承認欲求が非常に強い傾向があります。他人から認められたいといった気持ちが結果的に図々しい言動に繋がるわけです。
図々しい人が常に自己中心的で自分の話ばかりするのも承認欲求が満たされていないからかもしれません。
他人から評価されたいといった気持ちが自己主張や自己アピールなどに繋がります。また、承認欲求が強いと他人が評価されているのを面白くないと思う場合もあります。
図々しい人の付き合い方や対処法
ここまでは、図々しい人の特徴や心理を簡単に紹介していきました。皆さんのなかには図々しい人の対応に困っている人も多いはず。
それでは、身近に図々しい人がいたらどうやって上手く対応したらいいのでしょうか。
図々しい人の図々しい言動から実を守るためにも対処法を知っておく必要があります。ここからは、図々しい人の対処法や接し方を簡単に紹介していきます。
プライベートな話は控える
図々しい人の関わる時に気をつけるべきポイントとしてプライベートの話はなるべくしないようにすること。
プライベートな話をすると図々しい人のなかにはそこから更に根掘り葉掘り詮索してくる場合があります。
図々しい人からのプライベートな質問に真面目に丁寧に対応していると自分のプライベートな情報がドンドン聞き出されてしまいます。
貴方のプライベートな情報を図々しい人に与えてしまうとそれを利用されたり広められてしまう可能性があります。
図々しい人から質問されても曖昧な返事をしたり教えたくないと伝えるようにしてください。
距離感を上手く保つ
図々しい人との関係がドンドン深まっていけばいくほど貴方がストレスを感じる機会も多くなってしまいます。
なので、職場の同僚や友達の知り合いなどの場合は不必要に仲良くなることはしないようにした方がいいです。
どんなに仲良くなったりしても図々しい人が貴方にとって良い影響を与えてくれるわけではありません。図々しい人との関係は仲良くなりすぎずに上手く距離を保つようにしてくださいね。
必要最低限の関わりしておくことで余計なストレスを感じないで済むので距離感をしっかり保つようにしましょう。
できない事ははっきりと断る
図々しい人のなかには何でも他人に押し付けて楽をしようとする人もいます。このようなタイプにはできない事やしたくない事のお願い事に対してはちゃんと意志を表示しなければいけません。
基本的に図々しい人は他人を利用したり損得勘定で行動します。図々しい人のお願いを聞いたからといって図々しい人は貴方をたすけたりするわけではありません。
図々しい人は自分さえ良ければそれでいいと考えています。このような図々しい人に対しては曖昧な返事をせずに嫌な事はハッキリと断るようにしてください。
お金や物を貸さない
貸したものを返さないような人も図々しい人のなかには存在しています。なのでお金や物は絶対に貸し借りをしないこと。
図々しい人から貸してあげると言われても借りてはいけません。何故なら、後からあの時〇〇したよね…だから〇〇してと言ってくる可能性が非常に高いからです。
図々しい人とはお金や物の貸し借りをすると後から面倒くさい状況になる可能性があるのです。
関わらない
図々しい人の一番効果的な手っ取り早い対処法はなるべく関わらないこと。物理的になるべく距離をおいて関わらないようにすれば図々しい言動にイライラする機会も減ります。
その為には、なるべく近づかないようにすること、会話は必要最低限にすることが効果的です。
仕事などでどうしても関わらなければいけない場合だけ関わるようにすれば図々しい言動をされずに済みます。
図々しい人だと思われない秘訣は
図々しい人は周りから嫌われたりしやすいので誰だって周りから図々しいとは思われたくありませんよね。
皆さんのなかには、もしかしたら自分も図々しい人だと思われているかもしれないと心当たりがある人もいるはず…。
それでは、図々しい人だと思われないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。ここからは、図々しい人だと思われないようにする秘訣や方法を紹介していきます。
親切な行動をした時に見返りを求めない
誰かに何かをした時に、その行動に対して見返りを求めたりするような行為は図々しいと思われることに繋がります。
なので、このような考えや思考をしないことは図々しい人だと思われない為には非常に大切なことなのです。
誰かに親切をしたり助けたりした時に相手に対して見返りを期待するような考えはしないようにしましょう。
損をしたくない…といった気持ちや欲張りな精神は気づかないうちに図々しい行動や発言をしてしまうことに繋がります。
感謝の気持ちを忘れずに伝えるように心がける
感謝の気持ちを忘れずに人に何かをしてもらったら、ちゃんと感謝を伝えるようにすることは図々しい人にならない秘訣です。
〇〇してもらって当たり前…このような思考は図々しい人になってしまうというわけです。
なので、感謝の気持ちを持ち感謝の言葉を伝えるように心がけることは図々しいと思われないことにも繋がります。
礼儀正しく接することを心がける
相手とどんな仲良しでも礼儀正しく接することを心がけることも図々しい人にならないようにするには心がけておきたいこと。
親しき仲にも礼儀あり…といった言葉にもあるようにどんなに仲良くなっても礼儀を忘れてはいけないわけです。
相手と仲良くなって深い仲になっても他人であることを忘れないようにすることは人間関係では非常に重要なポイントです。
仲の良い関係を続けていく為にも他人であることを忘れずに礼儀正しく接するようにしましょう。
図々しい人には上手く対処しよう
この記事では、図々しい人の特徴から図々しい人の対処法や接し方を簡単に紹介していきました。
職場や学校など図々しい人はどこにでも1人くらいは存在しています。どんなに避けようとしても図々しい人がいない職場はなかなか見つかりません。
なので、図々しい人に対しては上手く対応してなるべく関わらないことが1番効果的です。
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