新型コロナウイルスによる世界経済、日本経済の影響はどのくらいあるのでしょうか。
2020年の今後の世界経済、日本経済の見通しはどうなっているのでしょうか。
そこで、今回は世界経済見通しについて簡単に書いていきます。
最新世界経済見通し
IMFが世界経済の見通しを4月14日に発表しました。IMFの今後の世界経済の見通しを簡単にまとめました。
IMF世界経済見通し
IMF世界経済見通し前回と最新の比較
世界全体が前回と比較して全て下方修正されています。これは間違いなく新型コロナウイルスによる影響が大きいですね。皆さんもニュースでさんざん見ていると思います。
2020年の経済成長がプラス成長するのが主要な国では中国とインドだけなのも2020年の経済がどれだけ不景気なのかわかります。
特にイタリアの−9%、ドイツの−7.0%はかなり大きな経済縮小の割合です。世界経済においても−3%と大きな経済縮小になっています。
リーマンショックの時が世界経済は−0.1%でした。2020年はそれを超える−3.0%の経済縮小の見通しです。
IMFも2020年の経済については10年前の金融危機を超える世界恐慌以来最悪の景気後退になる可能性があると考えているようです。
新型コロナウィルスの世界経済の影響
新型コロナウイルスの世界経済の影響がどのくらいあるのでしょうか。前回と今回でどのくらい下方修正されたか簡単にまとめてみました。
前回との下方修正の%
主要な国ではイタリアの−9.6%が1番大きく下方修正された数値でした。また、世界経済でも−6.3%の下方修正となっています。
世界全体でもこれだけ経済成長率が下方修正されています。特に先進国が今回の新型コロナウイルスの経済影響を大きく受けているのがよくわかりますよね。
日本でも−5.9%と近年ではかなりの下方修正がされています。
しかし、今回の下方修正についてIMFは新型コロナウイルスの感染拡大を阻止をするための封鎖による影響だと言っています。
今後の経済の動向については、4〜6月が景気の底としているようです。2020年の後半からは経済は少しずつ回復すると予測しているようです。
なので、来年の経済予測では世界経済は+5.8%と予測されています。日本経済も2021年は+3.0%の予測をしているようです。
しかし、あくまでも予測で感染拡大の長期化や感染の再発などがあればどうなるかわからないのも事実。
経済の為にも生活、命のためにも早期収束を目指していかなかければなりませんね。なので皆さんも感染拡大を防止する為に外出を控えてマスク着用を意識しましょう。
コロナウイルスの収束が早まれば早まるほど生活も経済も元通りに早く回復します。
新型コロナウイルスの影響を少なくする為にも手洗いうがい、マスク着用、外出を控えるように心がけて行動しましょう。
リーマンショックと今回の比較
2009年の時と今回の経済を比較してみました。
2009年のリーマンショック時の経済と比較したらやはりリーマンショック以上の不景気になる予測がされています。
しかし、日本だけでみるとリーマンショックの−5.4%よりも少ない−5.2%の経済縮小のようです。
ポジティブな視点でみれば各国、世界全体はリーマンショックを超える経済縮小の経済の見通しをされています。
しかし、日本経済はリーマンショック並みの経済縮小でなんとか収まるようですね。
今回のコロナウイルスはリーマンショック以上の世界恐慌以来最悪の経済見通しになっているのは事実です。
これをなんとか良くするには早期のコロナウイルス収束が最優先になります。経済や景気を心配になるのならいかに早くコロナウイルスを収束させるかが鍵になります。
経済や景気はコロナウイルス収束後に対策をすればいいので今は最優先にコロナウイルスを収束させる事に全力で取り組んでいかないといけませんね。
何度も言いますがコロナウイルス感染拡大を阻止し収束させるにはマスク着用、外出を控えるように手洗いやうがいをしっかりする事も大切。
私達、世界全体で協力していきましょう。