皆さんはどう感じていますか?
今の時代、男だけが活躍するような社会なんて古風な感じですよね。男も女も活躍できるような社会が理想的です。
この記事では
男女平等ランキングジェンダーギャップ指数について、日本の順位を書いていきます。
またこの記事はWEF世界経済フォーラムを参考に記事を作成しています。
ジェンダーギャップ指数とは
ジェンダーギャップ指数とはなんでしょうか?知らない人も多いと思います。ジェンダーギャップ指数について簡単に説明します。
世界各国において1年間での男女間格差を測った指数をのことです。
男女平等、男女格差指数ランキング2019
各国のジェンダー・ギャップ指数ランキング、男女平等ランキングの結果は以下の通り。
2位ノルウェー
3位フィンランド
4位スウェーデン
5位ニカラグア
6位ニュージーランド
7位アイルランド
8位スペイン
9位ルワンダ
10位ドイツ
12位ナミビア
13位コスタ
14位デンマーク
15位フランス
16位フィリピン
17位南アフリカ
18位スイス
19位カナダ
20位アルバニア
22位コロンビア
23位モルドバ
24位トリニダードトバゴ
25位メキシコ
26位エストニア
27位ベルギー
28位バルバドス
29位ベラルーシ
30位アルゼンチン
31位キューバ
33位リトアニア
34位オーストリア
35位ポルトガル
36位スロベニア
37位ウルグアイ
38位オランダ
39位セルビア
40位ポーランド
42位ボリビア
43位ラオス
44位オーストラリア
45位ザンビア
46位パナマ
47位ジンバブエ
48位エクアドル
49位ブルガリア
50位バングラデシュ
52位カーボベルデ
53位アメリカ
54位シンガポール
55位ルーマニア
56位モザンビーク
57位チリ
58位ホンジュラス
59位ウクライナ
60位クロアチア
62位マダガスカル
63位スロバキア共和国
64位イスラエル
65位ウガンダ
66位ペルー
67位ベネズエラ
68位タンザニア
69位ボスニア・ヘルツェゴビナ
70位マケドニア
72位カザフスタン
73位ボツワナ
74位ジョージア
75位タイ
76位イタリア
77位スリナム
78位チェコ共和国
79位モンゴル
80位エルサルバドル
82位エチオピア
83位エスワティニ共和国
84位ギリシャ
85位インドネシア
86位ドミニカ共和国
87位ベトナム
88位レソト
89位カンボジア
90位マルタ
92位ブラジル
93位キルギス共和国
94位アゼルバイジャン
95位ブルネイ・ダルサラーム
96位カメルーン
97位リベリア
98位アルメニア
99位セネガル
100位パラグアイ
102位スリランカ
103位フィジー
104位マレーシア
105位ハンガリー
106位中国
107位ガーナ
108位韓国
109位ケニア
110位ベリーズ
112位インド
113位グアテマラ
114位ミャンマー
115位モーリシャス
116位マラウイ
117位東ティモール
118位アンゴラ
119位ベニン
120位アラブ首長国連邦
121位日本
122位クウェート
123位モルディブ
124位チュニジア
125位ギニア
126位バヌアツ
127位パプアニューギニア
128位ナイジェリア
129位ブルキナファソ
130位トルコ131位ブータン
132位アルジェリア
133位バーレーン
134位エジプト
135位カタール
136位ガンビア
137位タジキスタン
138位ヨルダン
139位マリ
140位トーゴ
141位モーリタニア
142位コートジボアール
143位モロッコ
144位オマーン
145位レバノン
146位サウジアラビア
147位チャド
148位イラン
149位コンゴ
150位シリア
151位パキスタン
152位イラク
153位イエメン
参考資料、出典WEF世界経済フォーラム
日本の男女平等ランキングとジェンダー・ギャップ指数
日本の詳細の順位はどうなっているのか、日本の詳細のジェンダー・ギャップ指数と日本の男女平等ランキングの詳細な順位を書いていきます。
分野、指数、順位で書いていきます。
日本の詳細のジェンダー・ギャップ指数と男女平等ランキングは
総合 0.652 121位
政治 0.049 144位
経済 0.598 115位
教育 0.983 91位
健康 0.979 40位
参考資料、出典WEF世界経済フォーラム
となっといます。
総合的な男女平等ランキングの日本の順位は121位となっていますね。めっちゃ下位ですよね。詳細な順位を見ると
健康の分野での順位は40位とそこまで悪くありません。健康の分野はまあまあと言えます。それでも正直な意見で低いと感じます。しかし、1番の問題は、経済と政治の分野がかな〜り低いですよね。
日本のジェンダー・ギャップ指数の詳細
おおまかな分野の順位は上に書いた通りですが、
さらに深く分野を詳細にしてみました。
これをする事で日本のどういう部分に問題があるかわかるのではないでしょうか。
分野、指数、順位の順番で書いていきます。
経済
労働力の男女比 0.81 79位
賃金の男女格差 0.67 67位
推定収入格差 0.54 108位
管理職の男女比 0.17 131位
専門、技術職の比 0.68 110位
経済総合 0.598 115位
教育
識字率の男女比 1.0 1位
初等教育就学率 1.0 1位
中等教育就学率 0.95 128位
高等教育就学率 0.95 108位
教育総合 0.983 91位
健康
出生時の比率 0.94 1位
平均寿命 1.06 59位
健康総合 0.979 40位
政治
議員の男女比 0.11 135位
閣僚の男女比 0.06 139位
国家元首 0.0 73位
政治総合 0.049 144位
総合 0.652 121位
こんな結果になっています。
経済の分野では「管理職の男女の比率」と「専門、技術職に就いている男女の比率」が結構問題なんじゃないかなと思います。
世界と比較さはてやはり女性の活躍しにくい仕事環境なのかもしれませんね。古風な考えが今だに職場にあるんじゃないかな。
教育の分野では中等、高等の教育就学率が悪い結果となっています。また簡単に言えば中学〜大学までの教育就学率に男女で差があると評価されているようです。ただこの分野は上位との差がほとんどないのでそこまで問題視しなくても大丈夫だと感じます。
G20の主要19ヶ国との比較
主要19ヶ国の男女平等ランキング、ジェンダー・ギャップ指数を書いてみました。
日本が主要19ヶ国と比較した場合どの位置にいるか気になりますよね。
主要19ヶ国の男女平等ランキングは以下の順位となりました。国、指数、全体の順位を男女平等ランキング上位から書いていきます。
ドイツ 0.787 10位
フランス 0.781 15位
アフリカ 0.780 17位
カナダ 0.772 19位
イギリス 0.767 21位
メキシコ 0.754 25位
アルゼンチン 0.746 30位
オーストラリア0.731 44位
アメリカ 0.724 53位
イタリア 0.707 76位
ロシア 0.706 81位
インドネシア 0.700 85位
ブラジル 0.691 92位
中国 0.676 106位
韓国 0.672 108位
インド 0.668 112位
日本 0.652 121位
トルコ 0.635 130位
サウジアラビア0.599 146位
の順位となっています。
この順位からも先進国などと比較して日本は男女差別があると評価されているのがわかります。
アメリカやロシア、中国よりも順位が低い。それだけ男女差別があるんだなぁと実感します。多分皆さんの中にはそんな事ないと思う人も多いと思いますが、私達が気づかないだけで無意識に日本社会や会社のあり方自体に問題があるんだと感じてます。
気づかないだけで他国と比較して女性が活躍しない、またできないような社会になっているんだと思う。
最後に
この記事で男女平等ランキング、ジェンダーギャップ指数ランキングを書いていきました。
この記事で紹介した順位を見てどう感じたかはわかりませんが、少なくとも今のままの社会ではこの男女差別はなくならないんだと思います。
議員の女性の割合や会社の管理職や偉い立場にいる女性の割合が少ないのは私個人実感します。