会社に勤めていると、いつかは部下をもったりするでしょう。誰しも嫌われたり嫌な上司にはなりたくないですよね。
部下をもった時は良い上司になりたいと考えるのが普通だと思いますし、悪い上司、上司にしたくない上司よりも良い上司、上司したい理想的な上司になりたいですよね。
この記事では良い上司、上司したい人の特徴を書いていきます。これから上司になる人や今現在部下をもった上司は参考にしてみてもいいと思います。
目次
いい上司の特徴や条件
良い上司ってどんな上司でしょうか。優しいだけでも厳しいだけでも良い上司とは言えませんよね。
理想の上司になるために知っておきたい、いい上司、上司にしたい人の特徴や条件をを紹介していきます。
仕事ができる
職場の上司が仕事ができないような上司ではなかなかこんな上司になりたいと思いませんよね。
やっぱり、いい上司は仕事ができる人でないといけません。いい上司はやはり仕事ができる人ですね。
それに仕事ができないような上司から仕事を教わったても、なかなか自分が仕事を出来るようになるようなイメージができませんよね。仕事ができる事は理想の上司になるために必要な事です。
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決断力がある。
いい上司は決断力がある人が多いです。いざという時に決断に迷ったり決断するまで時間がかかるような上司は部下からあまり信用されません。
やはり、いい上司や上司にしたい人にはしっかりしているとした決断力があります。いざという時にしっかりと決断してまとめあげる人になりたいですよね。
また、しっかりしていると決断して部下に迷わせたりせずに仕事をさせてくれるような上司は上司にしたいですね。
また、部下の責任はしっかり上司が持ってくれるそういう上司になりたいと思いますよね。
面倒見がいい
いい上司は面倒見がいい特徴があります。なぜなら部下をしっかり育てれる上司はいい上司だからです。部下は頼りがあり責任感のある上司がいると安心できるでしょう。
部下の失敗の責任をとったりしてくれる面倒見がいい上司は上司にしたい人の特徴ですよね。責任感のある上司は好感を持てますね。
また、上司したいような良い上司は、部下へのフォローや気遣いなどがしっかりしている傾向があります。
いい上司は、感謝の言葉や良い仕事をすれば、褒めてあげたりします。こういう細かい事にも部下を気遣い面倒見がいい人はいい上司です。上司にしたい人はこういう事ができます。
一貫性がある
いい上司は行動や発信に一貫性がある特徴があります。この一貫性が結構大事な事です。指示や発信、行動などがバラバラでは部下は上司を信用できなくなります。
言ってる事や行動が日によってまったく違うのでは部下は迷ったりしてしまいますよね。
上司の発言する言葉や行動には部下の仕事の方向性を決定してしまう発言も多く含まれています。
行動と発言が同じ上司は、言葉に説得力も生まれて信頼されます。こういう一貫性がある人が上司だと、部下は上司を信じられるのでついていきたくなりますよね。
一貫性がある事はいい上司、上司にしたい人の特徴だと言えます。
人柄がいい。
上司も一人の人間です。上司と部下の間には人間関係が生まれます。
仕事の関係だったとしても人間関係と同じなわけですから、ある程度上司と部下の間には信頼がなければうまくいきませんよね。
上司と部下には信頼が必要なわけですが、人間性を疑うような上司だと信頼できません。いい上司、上司にしたい人は人柄がよく人として部下からある程度尊敬されています。
良い上司の特徴として人柄がよく尊敬される特徴がありますね。仕事がどんなにできても自分勝手だったりするような上司は良い上司とは言えません。
そういう意味でもいい上司の条件として人柄がいいのは大事な要素です。
自分の非を認める
いい上司は自分の間違いを認め、謝る事ができる特徴があります。
上司も人間なのですから間違いや失敗があります。大事な事は自分の非を認め謝罪できるか、この事が結構大事な事です。
なかなかプライドが高い人は自分の非を認め謝罪する事ができない上司もいます。部下を持ったり大人になればなるほど自尊心は強くなってしまいます。
自分の過ちを素直に認められる人は立派な人だと思います。こういう素直に失敗を認め謝る事ができる事もいい上司、上司にしたい人の条件ではないでしょうか。
コミュニケーションを大事にしてる
いい上司、上司にしたい人は部下とのコミュニケーションを大事にしている傾向があります。部下とのコミュニケーションを大事にしている特徴があるのです。
コミュニケーションを大事にすることは簡単な事だと思うかもしれませんが実はなかなか部下とのコミュニケーションをしっかりできている上司は少ないと思います。
簡単なようにみえて難しい事なのです。いい上司ほど部下の話や意見をよく聞きいてくれます。親身になって考えてくれる上司は、部下からも信頼されます。
皆さんは日ごろから上司や部下とのコミュニケーションを大事にしていますか?良い上司になりたいなら日ごろからコミュニケーションを大事しよう。
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好き嫌いで判断しない
どんな人間にも好き嫌いがあります。しかし、もしも好き嫌いで人を評価したり、好き嫌いで対応が違うような上司はどう感じますか?こういった事をされたら、部下は嫌になりますよね。
良い上司、理想的な上司ほど、人を好き嫌いで評価したり、判断したり、決めつけたりしないのです。
私情を入れずに客観的に人を判断できるような人は理想的な上司だと周囲からも思われますし、信用されます。
部下の話しを聞ける
人は誰しも自分の話しを真剣に聞いてもらったり親身に聞いてもらったりしたら嬉しいと好感を持ちます。
良い上司ほど部下から相談されたり、部下から意見されたりします。
特に自分より立場が上の上司が真剣に親身に話を聞いてくれたら部下は嬉しいと感じますし、こういった上司は部下から信頼、信用されます。
一方的に上司からしか話さないような関係では上司と部下の関係はうまくいかないでしょう。
なので仕事だけでなくプライベートの相談などにも親身に真剣に聞いてくれる上司は間違いなく良い上司と言えます。
上にも書いたコミュニケーションを大事にしている上司ほどこのような部下の話しを聞いてくれる上司が多いです。
謙虚な姿勢
いい上司は変に偉そうな態度をしたり部下を見下したりしません。いい上司とは常に謙虚な姿勢で人に接しているのです。
上司の中には偉そうな態度や見下したりする上司もいます。このような人は部下からあまり良い印象を抱かれないでしょう。
上司の立場になってしまうと謙虚な気持ちを忘れてしまう人も多いものです。いい上司は謙虚な姿勢な気持ちを忘れないものです。この為に部下を尊重し認める事ができるわけですね。
叱る事ができる
いい上司は叱る事が上手いです。部下が失敗した時はしっかりと叱る事ができるのです。勘違いしてはいけないのがただなんとなく叱るのはいい上司とは言えませんよね。
中には感情的になって叱る人や理不尽に叱るような上司も少なくありませんよね。いい上司はこのような叱り方はしません。
叱る時もしっかりと部下の気持ちを考えて叱る事ができます。また、いい上司は感情的に叱る事を絶対にしません。
叱るのは部下を考えてどうすれば部下が上手くいくのかを考えて叱る事ができるわけです。
裏表がない
いい上司の特徴は裏表がない性格をしている事ですね。裏表がない人は部下からも信頼関係が築けます。
部下から見たらやはり裏表があるような上司を信頼できませんよね。何を考えているのか分からない上司だと部下は不安に感じたりしてしまうわけです。
逆に裏表がない素直な人は部下から見ても何を考えているかわかるので信頼できるわけです。一緒に仕事をしていても気を遣っていたりすれば余計に疲れてしまいますよね。
自分に厳しい
自分に厳しくてストイックな人もいい上司によくある特徴です。キャリアや実績があると自分に甘くなる人も多いですよね。
しかし、自分に甘く他人に厳しいような上司は部下から信頼されずに部下は不満が溜まるでしょう。逆に自分にストイックな人は基本的に努力を怠らず自分に厳しい姿勢で仕事をしています。
このような姿は部下からみても尊敬されたり、お手本になりますよね。また、自分に厳しい姿勢を持つ上司は常に自己成長をするために努力を続けています。
こんな上司は部下からも信頼され尊敬されます。いい上司とは周りに良い影響を与える上司なんです。
いい上司、上司にしたい人の特徴まとめ
1仕事ができる
2決断力がある。
3面倒見がいい
4一貫性がある
5人柄がいい。
6自分の非を認める
7コミュニケーションを大事にしてる
8好き嫌いで判断しない
9部下の話しを聞ける
10謙虚な姿勢
11叱る事ができる
12裏表がない
13自分に厳しい
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いい上司になる方法
いい上司になるには何をしたらいいのか。誰しも、いい上司や尊敬される上司になりたいと思う人も多いですよね。なので、いい上司になる方法を紹介します。
コミュニケーションをとろう
いい上司、尊敬される上司になるには、まずは職場の人とコミュニケーションをとる事です。
コミュニケーションが上手にとれていない上司は尊敬されませんよね。いい上司はしっかりと部下とコミュニケーションをとり信頼関係を築いています。
お互い信頼関係ができていないと上司は尊敬されませんよね。いい上司になる為にも部下とのコミュニケーションは非常に重要な要素なのです。
コミュニケーション参考記事▽▽▽
ネガティブな発言をしない
一緒にいてネガティブになったりやる気がなくなるような上司はいい上司と言えません。逆に一緒にいてやる気がでたりするような上司はいい上司でしょう。
こういった事からもネガティブな発言を控えるようにする事で、いい上司になれるでしょう。
ネガティブな発言を聞いていて良い気持ちになったり、やる気が出る人はいないでしょう。
ネガティブな発言を控えてポジティブな発言をするようにするだけでも、一緒に仕事をして前向きになります。
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有言実行を心がける
口だけの上司は皆さんはどう感じますか?良い印象を抱く人は少なく、ほとんどの人は悪い印象を抱きますよね。
口だけの上司は口だけは立派な事を言い実際はやらなかったり動かない人は嫌われるでしょう。そうならない為にも、有言実行を心がけましょう。
口に出したことはできる限り責任を持って行動するようにしましょう。
有言実行な上司は部下から頼もしい上司と思われます。有言実行を意識する事でいい上司になれるでしょう。
部下を褒めよう
上司の多くは部下を褒めるよりも叱る事が多いです。部下を褒める事ができない上司も数多くいるのではないでしょうか。
誰しも上司に認められると嬉しく感じますよね。逆に上司に否定されたり認めてもらえないとやる気もなくなります。
人を褒める事は人を認める事ができる人です。人は誰しも短所と長所があります。ついつい欠点や短所ばかりに目を向けがちになります。
しかし、短所だけでなく長所に目を向けて部下を認めましょう。また、部下が仕事で成功したりした時は部下を褒めて部下と一緒に喜びましょう。
こうするだけでも、部下は自分の事をしっかりと見てくれていると感じ上司を信頼するでしょう。
自分から積極的に挨拶をする
いい上司ほど、自分から積極的にコミュニケーションをとります。
なので、いい上司は自分から挨拶を積極的にしているのです。いい上司になる為にもまずは積極的に自分から挨拶をしましょう。
上司から積極的に出社退社の時に挨拶をするようにしただけでも印象が変わります。
部下に仕事を任せてみる
いい上司になりたいのであれば部下に仕事を任せる事も必要です。何でも自分でするのではなく部下に仕事を任せる事で部下の成長にも繋がります。
いい上司とは部下を成長させる事ができる上司です。その為には部下に成長する機会を与える必要があるわけです。確かに自分でやった方が早いと思うかもしれません。
しかし、それでは部下を成長する機会を奪っていると言えます。失敗したとしてもそれは部下の貴重な経験にもなるので是非積極的に部下に仕事を任せてみてください。
部下からみたら仕事を任せてもらえると嬉しい気持ちにもなるはずです。
責任感をもつ
いい上司になる方法はやはり責任感を持つ事ですね。部下から見れば無責任な上司の下ではやる気もなくなります。
逆に部下を上手くフォローしたりいざという時は責任をとってくれる上司がいるとやる気も高まるものです。
責任感を持つ事で部下も積極的に仕事に取り組んだり安心して仕事ができるようになるわけです。本当のいい上司とは部下に良い影響を与えています。
もし、あなた自身がいい上司になりたいのであれば部下に対して責任感を持って対処するようにしてください。
上手に叱る
皆さんは感情的に叱ったり理不尽に叱ったり必要以上に叱っていませんか?いい上司になりたいのであればまずは上手に叱る事です。
上手に叱る方法として感情的にならない事や必要以上に叱らない事です。その他にも部下を尊重して部下の気持ちを考え叱るようにしてみてください。
大切な事は部下や相手に成長して欲しいからこそ叱るようにしてみる事です。自分の感情に任せて感情的になって叱るような人はいい上司にはなれません。
ダメな上司の特徴は?
いい上司になりたいのであればダメな上司だと思われてしまうような言動も把握しておく必要があります。
周りから嫌われたり信頼されなくなってしまうようなダメな上司とはどんな特徴があるのか。ここからはダメな上司の特徴を簡単に紹介していきます。
いい上司になりたい人は自分自身が日頃からダメな上司に当てはまるような言動をしていないか見直してみましょう。
発言や行動がコロコロ変わる
ダメな上司によく見られるのが発言や行動に一貫性がなくコロコロ変わることが挙げられます。このような発言や行動はその日その日で変わるような人は信頼することができなくなります。
特に、このようなタイプは部下からの信頼は非常に悪くなってしまうでしょう。上司の発言がその時その時で全く違ってしまうと部下は上司の指示を聞く気もなくなります。
このようなコロコロ発言や行動が変わるようなタイプは基本的に気分屋な傾向があります。気分屋なのでその時その時の機嫌や気分次第で発言も行動も変わるわけです。
人によって露骨に態度が変わる
誰しも好きな人と嫌いな人では少なからず態度って変わってしまうものですよね。しかし、これがあまり露骨に変わるような上司はダメな上司と言えます。
接する相手によって態度が露骨に変わるような人は基本的に周りから信頼や信用されることはないでしょう。人によって露骨に態度が変わるような人に好印象を抱く人は非常に少ないのです。
ミスや間違いを認めない
失敗や間違いを認めないようなこともダメな上司によく見られる典型的な特徴と言えるでしょう。
このようなタイプは基本的にプライドが非常に高いので周りから面倒くさい上司だと思われてしまうかもしれません。
また、部下のミスや間違いに対しては非常に厳しいくせに自分の間違いには甘いのは部下から信頼されなくなります。
失敗を素直に認めて謝ることができないと上司としてだけでなく人としても信頼されなくなってしまいます。
良い上司、理想的な上司を目指そう
今回は、いい上司、上司にしたい人の特徴や条件、いい上司になる方法を書いてみました。
皆さんはどうでしょうか?皆さんの職場にはいい上司、上司にしたい人の特徴や条件に当てはまる上司はいましたか?また、自分自身は特徴に当てはまりましたか?
今現在、上司の人は客観的に自分を見てみて特徴に当てはまるか参考にしてもいいと思います。
これから上司になる人や今現在上司の人は参考にして上に書いた特徴や条件を意識しながら仕事をしてみましょう。
先輩や上司というのは難しい大変な立場にいます。言葉一つで部下からも尊敬や信頼を失う可能性もあります。
しかし、そのかわりに、やりがいがあったり、部下から信頼されたり、部下が成長できる過程を見れて、部下が成長したら嬉しいと感じるはずです。
そう感じる為にも、上にも書いた良い上司、理想的な上司の特徴を日ごろの仕事で意識して、尊敬できる良い上司、理想的な上司を目指しましょう。
参考記事▽▽▽