2019年のF1もシーズン終わりましたよね。
今シーズンのF1はいろいろと話題もバトルもあり、結構面白い1年間だったと思います。
2019年F1のホンダはレッドブルとトロロッソの2チームにパワーユニットを提供しています。正直、2019年のホンダのパワーユニット、エンジンを積載しているチームはどうだったのか気になりませんか?
この記事では、2019年のレッドブルホンダ、トロロッソホンダ、2019年のホンダの評価、2020年レッドブルホンダはタイトル争いができるのか!について書いていきます。
目次
2019年レッドブルホンダ成績
2019年のレッドブルホンダどんな成績を残したのか。2019年からホンダのパワーユニット、エンジンを積載する事になったので2018年レッドブルルノーと比較するために2018年の成績も書いてみました。
レッドブル2018年と2019年全レース成績
レッドブルの2018年と2019年の全レースの成績を書いてみました。
レッドブル2018成績
ラウンド | 開催地 | 予選 | 予選 | 決勝 | 決勝 |
フェルスタッペン | リカルド | フェルスタッペン | リカルド | ||
1 | オーストラリア | 4位 | 8位 | 6位 | 4位 |
2 | バーレーン | 15位 | 4位 | リタイア | リタイア |
3 | 中国 | 5位 | 6位 | 5位 | 1位 |
4 | アゼルバイジャン | 5位 | 4位 | リタイア | リタイア |
5 | スペイン | 5位 | 6位 | 3位 | 5位 |
6 | モナコ | 20位 | 1位 | 9位 | 1位 |
7 | カナダ | 3位 | 6位 | 3位 | 4位 |
8 | フランス | 4位 | 5位 | 2位 | 4位 |
9 | オーストリア | 4位 | 7位 | 1位 | リタイア |
10 | イギリス | 5位 | 6位 | 15位 | 5位 |
11 | ドイツ | 4位 | 20位 | 4位 | リタイア |
12 | ハンガリー | 7位 | 12位 | リタイア | 4位 |
13 | ベルギー | 7位 | 8位 | 3位 | リタイア |
14 | イタリア | 5位 | 19位 | 5位 | リタイア |
15 | シンガポール | 2位 | 6位 | 2位 | 6位 |
16 | ロシア | 19位 | 18 | 5位 | 6位 |
17 | 日本 | 3位 | 15 | 3位 | 4位 |
18 | アメリカ | 18位 | 4位 | 2位 | リタイア |
19 | メキシコ | 2位 | 1位 | 1位 | リタイア |
20 | ブラジル | 5位 | 11 | 2位 | 4位 |
21 | アブダビ | 6位 | 5位 | 3位 | 4位 |
レッドブルホンダ2019年成績
ラウンド | 開催地 | 予選 | 予選 | 決勝 | 決勝 |
フェルスタッペン | ガスリー | フェルスタッペン | ガスリー | ||
1 | オーストラリア | 4位 | 17位 | 3位 | 11位 |
2 | バーレーン | 5位 | 13位 | 4位 | 8位 |
3 | 中国 | 5位 | 6位 | 4位 | 6位 |
4 | アゼルバイジャン | 4位 | 20位 | 4位 | リタイア |
5 | スペイン | 4位 | 6位 | 3位 | 6位 |
6 | モナコ | 3位 | 8位 | 4位 | 5位 |
7 | カナダ | 9位 | 5位 | 5位 | 8位 |
8 | フランス | 4位 | 9位 | 4位 | 10位 |
9 | オーストリア | 2位 | 8位 | 1位 | 7位 |
10 | イギリス | 4位 | 5位 | 5位 | 4位 |
11 | ドイツ | 2位 | 4位 | 1位 | 14位 |
12 | ハンガリー | 1位 | 6位 | 2位 | 6位 |
アルボン | アルボン | ||||
13 | ベルギー | 5位 | 17位 | リタイア | 5位 |
14 | イタリア | 19位 | 8位 | 8位 | 6位 |
15 | シンガポール | 4位 | 6位 | 3位 | 6位 |
16 | ロシア | 9位 | 20位 | 4位 | 6位 |
17 | 日本 | 5位 | 6位 | リタイア | 5位 |
18 | アメリカ | 4位 | 5位 | 6位 | 4位 |
19 | メキシコ | 3位 | 6位 | 3位 | 5位 |
20 | ブラジル | 1位 | 5位 | 1位 | 14位 |
21 | アブダビ | 2位 | 5位 | 2位 | 6位 |
となっています。
レッドブル成績2019年と2018年の比較
上にも全レースの成績を書いてみましたが、比較するのはわかりにくいですので、ランキングや優勝回数などの成績をまとめてみました。
2019年 | 2018年 | |
ランキング | 3位 | 3位 |
総ポイント | 417 | 419 |
最高決勝順位 | 1位 | 1位 |
最高予選順位 | 1位 | 1位 |
優勝回数 | 3回 | 4回 |
ポールポジション数 | 2回 | 2回 |
リタイア数 | 3回 | 11回 |
となっています。
今年のレッドブルホンダの通算成績を
数値だけで見たら今年と去年は総ポイントは同じくらいとなっていますが、優勝回数では2018年よりも少ない3回となっています。
まあ正直レギュレーションが変わった事やチームメイトが変わった事などが影響しているので厳密な比較は難しいです。しかし、1年間通しと2019年のレッドブルホンダはリタイア数が2018年と比較して圧倒的に少ないのがわかりますね。
ホンダの信頼性がかなり高くなった事がわかります。このおかげで去年よりも優勝回数が少なくても総ポイントは差がなかったわけです。
私個人、去年フェルスタッペンのチームメイト脱たリカルドと比べて正直、今のチームメイトは微妙ですよね。そこが去年との比較が難しい所。去年のリカルドの成績をみると少なくともフェルスタッペンと同じくらい速かったので、2019年にレッドブルホンダで走っていたらどうなっていたか気になります。もしかしたら優勝回数が1つ増えていたかもしれませんよね。
そういう不透明な部分も考えたら2019年のレッドブルホンダは充分素晴らしいシーズンになったと思います。私個人は正直優勝するのも難しいと思っていたので、それくらい序盤はかなり不安になるような走りだった。メルセデスが速くて強かったのもあるんだけどね。
あとはもう少しパワーがあれば嬉しいです。最終戦の、ブラジルのレッドブルホンダの走りを見るかぎり2020年のレッドブルホンダにいろいろ期待したくなります。
私個人2019年は2020年レッドブルホンダに期待できる良い2019年の1年間のシーズンだったと思います。
トロロッソホンダ2019年成績
レッドブルホンダの成績を書いていきましたが、2019年のトロロッソホンダはどうだったのか、トロロッソとは2年目ですし、去年意図的にパワーユニットのアップデートや信頼性確保の為にいろいろトロロッソが頑張ってくれました。2019年のトロロッソホンダの全レース成績を紹介していきます。
トロロッソホンダ2019成績
ラウンド | 開催地 | 予選 | 予選 | 決勝 | 決勝 |
クビアト | アルボン | クビアト | アルボン | ||
1 | オーストラリア | 15位 | 13位 | 10位 | 14位 |
2 | バーレーン | 15位 | 12位 | 12位 | 9位 |
3 | 中国 | 11位 | 20位 | リタイア | 10位 |
4 | アゼルバイジャン | 6位 | 11位 | リタイア | 11位 |
5 | スペイン | 9位 | 11位 | 9位 | 11位 |
6 | モナコ | 7位 | 10位 | 7位 | 8位 |
7 | カナダ | 10位 | 13位 | 10位 | リタイア |
8 | フランス | 19位 | 11位 | 14位 | 15位 |
9 | オーストリア | 16位 | 18位 | 17位 | 15位 |
10 | イギリス | 17位 | 9位 | 9位 | 12位 |
11 | ドイツ | 14位 | 16位 | 3位 | 6位 |
12 | ハンガリー | 13位 | 12位 | 15位 | 10位 |
ガスリー | ガスリー | ||||
13 | ベルギー | 19位 | 13位 | 7位 | 9位 |
14 | イタリア | 12位 | 17位 | リタイア | 11位 |
15 | シンガポール | 14位 | 11位 | 15位 | 8位 |
16 | ロシア | 19位 | 16位 | 12位 | 14位 |
17 | 日本 | 14位 | 9位 | 10位 | 7位 |
18 | アメリカ | 9位 | 10位 | 11位 | 9位 |
19 | メキシコ | 13位 | 10位 | 12位 | 16位 |
20 | ブラジル | 16位 | 6位 | 10位 | 2位 |
21 | アブダビ | 13位 | 11位 | 9位 | 18位 |
トロロッソホンダ
ランキング6位
総ポイント85
表彰台2回
最高順位2位
予選最高順位6位
となっています。
予選最高順位も悪くないし、最高順位も2位と素晴らしい結果なのですが、チームランキングはもう少し上にいて欲しいと思います。
また、表彰台2回という素晴らしい成績を残しています。特にブラジルGPはかなり良い走りをしていましたよね。しかし、全レース成績を上にも書いたようにコンスタントに成績残せていないので、そこが課題ですね。
中盤〜後半にかけては悪くない成績なんですがね。常に最低でも片方のドライバーがポイント圏内でゴールしていけばもう少しいい成績を残せたと思いますが上位トップ3のチームは飛び抜けていて中位グループのチームはほとんど差がない接戦なのでなかなか難しいですね。
トロロッソホンダが表彰台にあがったのは運が良かっただけとか言いたくなる人もいるとは思いますが、表彰台は運だけではあがれないんですよね!
確かに上位がリタイアしたりトラブル抱えたり、エンジンの使用状況で差が出たりするとは思うけれど、それでも表彰台に上がる為には速さがないと無理なんですよ。
上位がトラブったりした時に表彰台にあがれる速さはあったという事です。
トロロッソの成績がホンダの進化を表してると思います。レッドブルだけの成績ではホンダのパワーユニット、エンジンがどのくらい進化したのかわかりにくいので、トロロッソホンダの成績の方がわかりやすいです。
トロロッソも来年は予選トップ10の常連になってポイント圏内でゴールがあたりまえになるくらい速くなったら嬉しいですよね。
私個人は結構2020年はトロロッソにもいろいろと期待しています。こういう結果を残せばチームスタッフもやる気高まりますし、チームもホンダも
2019年ホンダの評価はどうなの?
さて、2019年のレッドブルホンダ、トロロッソホンダの成績を書いていきましたが、実際にホンダのパワーユニット、エンジンはどう評価されているのか気になりますね。
2019年のF1は全レース観させてもらいましたが、外から観たら期待以上か期待通りの活躍だと思いますが、内から見たF12019年ホンダはどう評価されているのでしょうか?
ホンダのパワーユニットは期待以上なのか?
期待外れなのか?それとも期待通りなのかいろいろと調べてみました。チームや元ドライバーなどのホンダについてのコメントを紹介していきます。
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「レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、タイトル争い返り咲きのために、12年に渡るルノーとの関係を解消して臨んだ2019年シーズンを振り返り、”レッドブル・ホンダ”は、当初期待していた以上の成果を達成しているとの考えを示した。」
記事一部引用引用元
2019/11/16
メルセデスF1のパワーユニット(PU/エンジン)部門責任者アンディ・コーウェルは、2019年にホンダが大きく進歩したことに感銘を受けており、開発ペースはフェラーリを上回っていたとの考えを示した。
記事一部引用
2人のコメントを紹介しました。皆さんはどう評価していますか?他チームそれもメルセデスからも、レッドブルの代表からもこんなコメント、評価してもらっているのは正直嬉しいですよね。
こんなコメントをレッドブル代表やメルセデスから言われるのはホンダとしてもかなり内心嬉しいんじゃないかなぁ。
ホンダら去年はいろいろとレッドブルがパワーユニットをルノーからホンダに変えると発表した時もいろいろ批判やネガティブな意見もあったし、何よりもマクラーレンの時はボロクソに外からもチーム内からも言われていましたので!
これで、やっとホンダは少なくともある程度認められたんじゃないかなぁと思ってます。ハミルトンや他のドライバーからもホンダの進化を認めていましたよね。
1番嬉しいと思う事はホンダもレッドブルもトロロッソもベストなパートナーを見つけたと思います。今後の活躍に期待したいです。
2020年レッドブルホンダはタイトル争いできるのか?
2019年のレッドブルホンダはまあ素晴らしいシーズンでした。2019年はレッドブルホンダは素晴らしい成績だったし、成功したと言えると思いますが、
2020年はさらなる高みに進まなければならないし、レッドブルもフェルスタッペンも優勝する事が目標じゃなくてタイトルをとることが目標ですから。それを考えるとレッドブルホンダは2020年タイトル争いができるのか?
チームや他の人はどう考えているか2020年にレッドブルホンダはタイトル争いできるのかについていろいろ調べてみました。
「レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年のF1世界選手権は「我々の年になる」と自信に満ちている。」
記事一部引用引用元
2019年12月4日
元F1ドライバーのアレクサンダー・ヴルツは、レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンは2020年のF1世界選手権にタイトル争いで大きな役割を果たすことになると考えている。
ホンダF1との初年度となった2019年、レッドブルとマックス・フェルスタッペンは3勝、9回の表彰台、2回のポールポジションを獲得。アレクサンダー・ヴルツは、フェルスタッペンはより成熟しており、レッドブル・ホンダには2020年のタイトル獲得に必要なすべてが揃っていると考えている。
記事一部引用
引用元f1-gate.com
2020年のレッドブルホンダについてはこういう期待がされています。やはり2020年はレッドブル陣営も本気でタイトル狙いにきています。
2019年は期待以上の活躍と言われたけどぜひ2020年も期待以上の活躍をして欲しいと思います。レッドブルホンダがタイトル争いできるのかはホンダが信頼性が高くパワフルなエンジンを提供できるかだと思います。
2019年のレッドブルのエアロは最終戦にはかなり進化していたので、レッドブルのマシン改良はかなり凄いのがわかる。失敗作を作ってもしっかり最終戦までには速いマシンになっているし。
私個人、1番大事なのは開幕戦だと思います。開幕戦でだいたい予測できるので、開幕戦からしっかり速ければタイトル争いができるし、遅かったらなかなか難しくなる。
どうなるかは開幕戦の結果次第。それまでしっかり開発していかないとね。また、2020年のタイトルをとる為にはエンジンペナルティーをどうするのかも課題。信頼性がしっかり確保できるのかも注目しています。
私個人が2019年のF1を観ていてメルセデスが終盤戦はあまり余裕がなくなってきたなと感じましたので2020年は面白そうです。
2020年はレッドブルホンダがタイトルを取れるように頑張って応援したいと思います。